生まれ変わったらクズでした……４

技の応用 ページ25

炭治郎side

…手の目玉気にしてたのか

悪いこと言ってしまった

でも

炭治郎
「やっぱり気持ち悪いんだよなあ
……申し訳ないけど」

矢琶羽
「……お前」

しまった！また、思っていることが

この口から！

朱紗丸
「ひょい！ひょまえ！
ゆひゅうたひゃろ！やひゃひゃはひにひぇるひょ！」

矢琶羽
「…朱紗丸、何を言うておる
ほれ、次からあまり」

矢琶羽side

儂の気にしておることを言うな

と、手を離してやったのに

朱紗丸
「おい！お前！
言うたじゃろ！矢琶羽は気にしておると！
……確かに気持ち悪いかもじゃが」

矢琶羽
「……おい、先ほどより
言うておることが増えているじゃろ
…後、儂の目玉は気持ち悪くなどない」

…気持ち悪くなど

…ないよな？寧ろこんなに目が

大きく整っておるのだ

気持ち悪いはずが……少し怖いかもしれぬ

目は心の窓と言うからな

常に笑っていれば気持ち悪くないか？

…いや、それでは攻撃出来ぬではないか

朱紗丸
「……琶羽！矢〜琶〜羽！！
ほれ、遊び殺してあの御方に誉めて貰おうぞ」

……そうじゃな

矢琶羽
「……殺してしまえば良いか
朱紗丸、遊ぶのは良いが早う片付けろ」

どうせ殺すのだ此奴らに

儂の目玉が気持ち悪いと思われようと

どうでも良い

矢琶羽
「……待たせたな」

炭治郎
「……！！」


炭治郎side

ズア

……この矢印の速さ！！

矢印は俺に当たるまで消えない

そして刀でも斬れない

刃が触れた、瞬間に矢印の方向へ

飛ばされる！

どうすれば……

バチン

クソ！また、来……！

ギュル

捕まった

矢琶羽
「全てが儂の思う方向じゃ
腕がねじ切れるぞ」

…！それなら

同じ方向に回転すればいい！

矢琶羽
「チッ紅潔の矢と同じ方向に
回転しながらよけたな猿め！」

炭治郎
「…！俺は猿じゃない！」

このまま攻撃され続けると

まずい！！

反撃しなければ…

直接触れないように

あの矢印の向きを変えるんだ

そうだ技の応用だ！！

まず陸ノ型で矢印を巻き取り

参ノ型の足運びを使って…………

距離を詰める！！

矢印が来る…！

ねじれ！！巻き取れ！！

炭治郎
「ねじれ渦・流流」

ギュルギュル

……よし！巻き取れた！

炭治郎
「！！」

バチン

刀が重い！！

炭治郎
「ぐうぅうう！！」

巻き取れ！！叩き込め！！

炭治郎
「弐ノ型・改 横水車！！」

やった…頸を斬れた！！威力の落ちるねじれ渦

向こうの攻撃のおかげで力が増して

矢印を巻き取れた

矢琶羽
「……も道連れじゃ」

その名は呪い→←どっちじゃ？

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