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『すみません。


 今日、食堂のおばちゃんはいらっしゃりませんのでお引き取りください』



___せっかく嘘をついてまで逃げたのに、さっきより逃げられないじゃない!



利「事務員なんだからお茶くらい出してくれてもいいんじゃないか?

  小松田君はわざわざ聞いてきてくれたのに…


  同じ職員としてこれじゃあ職務怠慢__」



『淹れます。淹れさせていただきます!』




あんたは私の姑か!!

そんなにお茶が飲みたいか!


下町に行けばいくらでも___




『というか、小松田君にお茶貰わなかったんですか?』

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作者名:千夜 | 作成日時:2021年9月16日 23時

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