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Aside
あの日から美術室へと何度もお邪魔した。
聞けば部員はほんの数人で活動していて、先輩以外はあまり来ないらしい。
帰宅部というものがこの学校には無いから部活をやりたくない人は緩い、自由な部活に入るって。
実は言うと私もそちら側の人間だ。
中学校ではしっかり活動していたものの、高校生になると何故か活動する、といった意欲が起こらない。
不思議。
「結局大野さんを追いかけたんだ。」
「わぁぁぁ！その言い方やめて！」
そんな私は大野先輩が所属する美術部へと入部した。
「だって絵好きじゃないでしょう。」
「ううっ…」
そう、まさにニノの言う通りだ。
最初は素敵でカッコイイ人だなって、そんなことぐらいしか思っていなかった。
でも一週間、先輩と会う度に芽生えた新しい感情。
まさかこんなにも早く恋するとは…しかも相手は2つ上の先輩でニノや松潤と仲良い人。
こんなくだらない理由で入部した。
バレたらきっと引かれる。
「絵の練習しようかな。」
「褒められるために？」
「ちがっ……うこともない、？」
「はい？」
とりあえず入部理由を隠さなきゃ。
帰ったら毎日一時間ぐらいでも練習しよう。
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めーぷるちぃ(プロフ) - 翼彩さん» コメントありがとうございます。少し更新遅くなりますが、頑張ります。 (2019年9月1日 20時) (
レス) id: 2af76aec06 (このIDを非表示/違反報告)
翼彩 - 面白いです！更新頑張ってください (2019年8月31日 20時) (レス) id: ac9c4b5a84 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：めーぷるちぃ | 作成日時：2019年8月16日 18時
