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第11話 ページ14

炭治郎side

こんなにいるのか…

最終選別には、俺の思ったよりも人がいた。

「皆さま。今宵は最終選別にお集まりくださってありがとうございます。」

片方の女の子が話し始めた。


ドドドドッ


『(なんだ?この音?)』

周りの人も気になって周りを見渡した。


「ハァハァ…ギリギリ間に合った?」


えっ?あの人も最終選別を受けるのかな?

ヒソヒソ「アイツも最終選別受けるのか?」
「変な見た目だな。」

周りの人が口々に言った。


あの人の格好は、腕に包帯を巻いていて、顔にも巻いてある。

髪は朱色に近い。目は吸い込まれそうな青だ。

あれは…傘?

………しかも、不思議な服だな。初めて見た…


周りの人の声には大きいものもあったけど、特に気にしたような仕草は見せなかった。


貴「まだ間に合いますか〜?」


女「はい。それでは行ってらっしゃいませ。」


えっ!!それだけ?あの人今来たばっかだぞ?

説明してあげないのかな?


すると、案の定困った素振りをしたあの人は


貴「えっ?説明してくれないの?」


キョロキョロと周りを見渡して、俺を見た。

どんどん近づいてくる。…近づいてくる!?


貴「そこのピアスの人!教えてくれない?」


『おっ俺ですか?』

貴「うん。キミ!ニコッ」

なんで俺なんだ?周りを見るとその人を見る素振りもなく、山に入ろうとしていた。


『この山には、生け捕りにした鬼が閉じ込めてあって、この中で7日間生き抜く…という内容です。』

貴「そうなんだ。ありがとね。」


そう言うと、そそくさとあの人は山に入っていった。



『ビックリした…』

まさか、あの人に話しかけられるとは、思わなかった。緊張した…

なぜなら、あの人からは、強い人独特の匂いがした。

でも、悪い人ではない気がした。ちゃんと、優しい匂いがしたから。


でも…1番緊張した理由は、






あの人から、血の匂いがしたから。

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こーめい。(プロフ) - 七味+おもちさん» そうですね。少し変えようと思います。アドバイスありがとうございます。 (2019年8月15日 18時) (レス) id: 2d760cd8e3 (このIDを非表示/違反報告)
七味+おもち(プロフ) - 改変、と言いましても月の前に花とか好きな漢字を入れたりするとか…ということです。 (2019年8月15日 17時) (レス) id: ff189753ce (このIDを非表示/違反報告)
七味+おもち(プロフ) - 一応月の呼吸は大事なポジの人がやってるのでもし完結するまでやるとしたら改変した方がいいんじゃないかなと思います。とても面白いので頑張ってください (2019年8月15日 17時) (レス) id: ff189753ce (このIDを非表示/違反報告)
こーめい。(プロフ) - 富岡さんが可愛いくて仕方ない隊メンバーさん» ありがとうございます! (2019年8月12日 22時) (レス) id: 9049daade0 (このIDを非表示/違反報告)
富岡さんが可愛いくて仕方ない隊メンバー - 私も単行本派です!だから気にしません!夜兎は強すぎるから、読んでて面白い!頑張って下さい! (2019年8月12日 19時) (レス) id: 774efab444 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:こーめい。 | 作成日時:2019年8月6日 15時

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