【ツイステ】うざ【男主】

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開いた口が塞がらない。え、何言ってんのこの人。今自分が何を言ってるか分かってる？お前、それ俺と付き合うってことになるんだよ？

……まさか、また冗談？こんなふざけた冗談流石に腹立つけど。




「冗談じゃない。俺はお前に真実を伝えている。お前も、俺に本当の事を伝えてくれないか？」

『え、いや、ジャミルくんさ、正気に戻りなよ。俺なんか、どこがいい訳？もっと良い人いるでしょ。俺なんて』

「さあな。俺も生憎お前と同じで趣味が悪くてな」




それさりげなく俺もフロイドくんもディスってるんだけど。




「それで、Aは？」

『え？』

「俺はここまで素直に言ってやったんだよ。お前も、そろそろ自分の気持ちに素直になればいいんじゃないか？」




ジャミルくんの瞳に俺が映る。
……嗚呼、本当に最後の最後まで意地が悪い。俺の気持ちなんて、とっくに気づいてるくせに。

まあ、そんな所も好きなのかもしれない。だって、優しいだけの人よりも俺は少し悪い方が好きなんだ。




『好きだよ、ばーか』




最後までそんな事を言ってしまう俺はやっぱり素直じゃない。しかし、彼はその言葉が正解だと言うように、それは嬉しそうに微笑んだ。




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これにて、ifジャミルは終わりです。もう続きを書く予定はございません。かなり作者はこのオマケで満足したので……。

下記は作者の要らない話です。物好きしか読まないでください……。





ここまで読んでくださった方は神か何かですか？好きです、ありがとうございます。


さて、このオマケは一見ジャミルの方がHappyENDに見えますが、作者的にはBadENDです。


勿論ジャミルくんも良い人ですけど、彼はAでは無く、フロイドに恋するAが好きだったんです。

だから、正直Aに対しては友情以上恋人未満です。今後に期待か、でも卒業後に自然消滅しちゃいそうだなー、という感じです。

あと問題はあのフロイドもいますしタダじゃ済まないでしょうね。
バスケ部のトラッポラが迷惑をかけられます。まあ、それはフロイドを選んでも同じですけどね。頑張れ、エース・トラッポラ！！



本当に今作では何故か殿堂入りしたり衝撃受けました。光栄の極みです！

次作はこの作品とは真逆のほわほわした話を書きました。もし宜しければ……(直ぐに宣伝しようとするうざい作者)→【ツイステ】グリムに告白された【男主】



おまけも読んでくださりありがとうございます！！これからもツイステ生活を楽しんで下さい！



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