HIGH &LOW THE WORST

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司｢俺、鬼邪高辞めるわ｣

ジャム男｢辞めるってどういうことっすか｣

北林｢司さん!!｣




花岡【お、司】

高城【おう、っしゃー】

【いい感じじゃ〜ん】

花岡【よ〜し今日からここが俺らの溜まり場だ
てっぺんから見る景色ってどんなだろうな】





高城(俺はお前とAと一緒にそれを
見たかったんだよ
もう俺の居場所はここにはない)





花岡爺｢楓士雄｣

花岡｢ん？｣

花岡爺｢お前将来の夢はあんのか？｣

花岡｢夢？｣

花岡爺｢うん｣

花岡｢うーん夢かー夢だろ｣

花岡爺｢ハハハハハハハ｣

花岡｢何だよ｣

花岡爺｢いやいやいや、楓士雄今はな
目の前にあるものに全力でぶつかれぇ
そうすればな夢なんざはな
そのうち自ずとやってくるわい｣

花岡｢そっか
俺バカだから難しいことわかんないけど
なんでも全力でぶつかるのは得意かも
で、爺ちゃんの言う通り井の中のカエルになんて
ぜってぇならねぇから｣

花岡爺｢おう｣

花岡｢大海に出てみたいんだ
そこでどんな奴らと出会うか楽しみで
仕方ねぇからさ｣

花岡爺｢うん、それでいい
ところでお前、何か？今日学校休みか？｣

花岡｢やべぇ｣

花岡爺｢え、え、え｣

花岡｢ちょ、爺ちゃんよろしく｣

花岡爺｢なんだい？忘れ物か？｣

花岡｢爺ちゃん行ってくるわ｣

花岡爺｢おう｣

花岡｢おう｣





泰志｢お前が轟か｣

清史｢とっととケリつけようぜ｣

轟｢お前らここの頭になりたいのか？｣

泰志｢は？｣

清史｢当たり前だろうが｣

轟｢そうかー
じゃあ、頭はお前らにやるよ｣

辻｢こいつは返してもらうけどな｣

芝マン｢来いA｣





｢ねーどこ連れてく気？｣

辻｢お前さっきからそれしか言ってねぇぞ｣

芝マン｢うるせぇなここだよ｣

｢いと….かん？｣

『今ナオミなら買出し中』

『お前何しに来たんだよ』

芝マン｢入れ｣

辻｢ほら、入れって｣

｢うわ、押すなバカ!!｣

芝｢A｣

｢あ、芝さん｣

琴子｢A｣

｢…琴子
なんで私をここに連れてきた｣

芝マン｢お前は過去と向き合うべきだ｣

｢なんでお前がそんなこと｣

芝マン｢お前が喧嘩やめた理由
いろんな中学の奴が知ってるぞ｣

辻｢お前有名だったからなあの時｣

芝マン｢話して解決することもあんだろ｣

｢余計なお世話だ
帰る｣

芝マン｢全校放送で鬼邪高辞める宣言しといて
村山に合わす顔あんのか？｣

｢チッ｣

芝マン｢しばらくここで何とかさせてもらえよ｣

辻｢俺らは戻るか｣

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