風邪？！2 ページ9
Aside
マネ「Aさーん…Aさん、着きましたよー」
『ぁ、すみません…行ってきます！』
マネ「いってらっしゃい笑」
十数分寝たおかげか少し体が軽くなった。
楽屋に入るともうみんな来ていた。
『ごめん、お待たせ！』
潤「いいよいいよ、みんなー集まって！」
和気藹々の雰囲気から一転、一気に緊張感が張り詰める。
潤「だから、ここにこの曲を入れると…」
翔「だったらこれ入れた方が良くない？」
わたし自身も衣装のデザインイラストを描かなくてはいけない。
『潤くん、ここで着替え入れられる？』
潤「了解…ちょっと考えさせて」
数時間後。
議論も流石に最初ほどの勢いはない。
潤「ちょっと休憩…翔くんコーヒー淹れる？」
翔「あ、ごめん。もらうわ」
わたしもやっと大まかなデザインが決まって机に顔を伏せる。
ふ、と背中に気配を感じた。
潤「A、ちょっと」
『…ん？』
ゆるゆると重い頭をあげる。
潤「やっぱ顔赤いよ…熱あるんじゃない？」
『…な、ないよ？わたしは大丈夫だから」
潤「…嘘。隠しても無駄だよ」
潤くんの顔がぐぐっと近づいてくる。
『ぁ、』
避ける間もなく、潤くんの額がわたしの額に触れる。
潤「やっぱり熱いじゃん…
なんとなくおかしいと思ってたんだよ、反応も薄いし…いつから？」
『や、それは』
潤「気づいてたんでしょ？いつから？」
『朝からです』
和「どうしたの？」
潤「Aが熱出してて」
翔「とりあえず寝かせよう」
雅「俺飲み物買ってくる！」
智「僕、ブランケットとか借りてくるわ」
『ほんとに、大丈夫だから…』
いつも過保護な5人…
もちろんそれが優しさからくるものだと分かっているし、有難いのだけれど……
『迷惑になっちゃうから、本当に』
和「最初から頼ってくださいよ、僕たちのこと。フォローでもなんでもしますから」
翔「ニノの言う通りだよ…Aはなんでも抱えてこみすぎるんだ」
潤「はい、体温計ーー熱測る！」
『絶対？』
潤「絶対」
潤くんに詰め寄られる。
『高かったらイヤなんだもん…』
潤「ブツブツ言わないの！」
…pipipi
和「いくつ？」
翔「38.5」
潤「それなりだね…しんどいでしょ、横なりな」
『ごめん』
パイプ椅子から立ち上がろうとした、その時。
『ぅあ、』
ふ、と目の前が真っ暗になって上下も分からなくなる。
倒れる、と思ったそのとき。
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rana(プロフ) - 嬉しいコメントありがとうございます、励みになります！今後も頑張っていきますので、よろしくお願いします^_^ (2019年7月19日 17時) (
レス) id: 3f8dcb15ed (このIDを非表示/違反報告)
明太子フグ - いつも楽しく見させていただいてます！ (2019年7月15日 23時) (レス) id: 46f56e27d4 (このIDを非表示/違反報告)
rana(プロフ) - あむさん» 書き終えました！「ひとりごと・連載ver.1」の題名でupしています。遅くなってしまった上、「共演」ではない形になってしまい…すみません。もしよろしければ、またリクエスト送ってくださいね♪ (2019年6月29日 21時) (レス) id: 3f8dcb15ed (このIDを非表示/違反報告)
rana - あむさん» 初めまして！リクエストありがとうございます。Hey!Say!JUMPさんはあまり詳しくないので、少し勉強してみますね。ご希望のシチュエーションなどありましたら教えてください！！ (2019年3月26日 13時) (レス) id: 30d9dbbcfd (このIDを非表示/違反報告)
あむ - 嵐とheysayjumpが共演するという話をお願いします！ (2019年3月25日 20時) (レス) id: 859480f15a (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：rana | 作成日時：2019年2月10日 22時
