検索窓
今日:1 hit、昨日:22 hit、合計:20,236 hit

#2-10 ページ11

第10話 冤罪

重岡side

小島「お主ら、何奴?」
重岡「…お、俺?」
小瀧「えっと…」





兵士に詰め寄られるけど、
俺はこういう環境が初めてやから、勝手がわからんでいた。





小島「さては火の玉を連れて来たのはお前らか!?」
重岡「ち、ちがっ」





シュッ





重岡「ひぃぃぃ!」





否定しようも、切れ味すごそうな剣を突きつけられるとひよってもうて、もう降参するしか無かった。





小島「着いてこい。」





腕は縄で縛られ、引っ張られると歩かざる得ない状況。





重岡「のんちゃぁぁぁん。」
小瀧「俺、また犯罪者扱いかよ。」
重岡「え?どゆこと?」
小瀧「流星を誘拐したやろ?って警察に捕まってた。」
重岡「はぁ!?」
小瀧「淳太、どんだけ俺のこと嫌いやねん。」





だから、あの日帰ってこなかったんか…





小島「静かにしろ!」
重岡「すんません。」





気づけば集落にたどり着いた。





小島「お前らはこっちや。」








しかし、俺とのんちゃんは牢屋にぶち込まれた。






重岡「なんちゅう所やねん!この…おとぎの森ってやつは。」

小瀧「かつては平和やったんよ。呪いが掛かるまでは。」

重岡「何もかも中間淳太のせいか。」







はぁ…
ため息のタイミングが重なる。
そらそうよ。未知の世界で囚われたなんて、もう人生終わりやん。




あぁ、智洋…
今頃何してるんやろなぁ…






「君達も囚われたんかい?…奇妙な着物やねぇ?」






声の主は、牢屋の奥で気だるそうにこっちを見ていた。

#2-11→←#2-9



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 10.0/10 (27 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
90人がお気に入り
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

るびぃ(プロフ) - 渡海さん» ありがとうございます!グループらしさを出したくてハルカスを選んでみました! (2021年10月31日 3時) (レス) id: a7df9901fc (このIDを非表示/違反報告)
渡海 - 更新お疲れ様です!巨人をあべのハルカスに例えるシゲが、センス抜群でめっちゃ面白かったです。これからも楽しみにしております!! (2021年9月28日 12時) (携帯から) (レス) id: f6711a1d35 (このIDを非表示/違反報告)

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:るびぃ | 作成日時:2021年9月17日 13時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。