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第10話 冤罪
重岡side
小島「お主ら、何奴?」
重岡「…お、俺?」
小瀧「えっと…」
兵士に詰め寄られるけど、
俺はこういう環境が初めてやから、勝手がわからんでいた。
小島「さては火の玉を連れて来たのはお前らか!?」
重岡「ち、ちがっ」
シュッ
重岡「ひぃぃぃ!」
否定しようも、切れ味すごそうな剣を突きつけられるとひよってもうて、もう降参するしか無かった。
小島「着いてこい。」
腕は縄で縛られ、引っ張られると歩かざる得ない状況。
重岡「のんちゃぁぁぁん。」
小瀧「俺、また犯罪者扱いかよ。」
重岡「え?どゆこと?」
小瀧「流星を誘拐したやろ?って警察に捕まってた。」
重岡「はぁ!?」
小瀧「淳太、どんだけ俺のこと嫌いやねん。」
だから、あの日帰ってこなかったんか…
小島「静かにしろ!」
重岡「すんません。」
気づけば集落にたどり着いた。
小島「お前らはこっちや。」
しかし、俺とのんちゃんは牢屋にぶち込まれた。
重岡「なんちゅう所やねん!この…おとぎの森ってやつは。」
小瀧「かつては平和やったんよ。呪いが掛かるまでは。」
重岡「何もかも中間淳太のせいか。」
はぁ…
ため息のタイミングが重なる。
そらそうよ。未知の世界で囚われたなんて、もう人生終わりやん。
あぁ、智洋…
今頃何してるんやろなぁ…
「君達も囚われたんかい?…奇妙な着物やねぇ?」
声の主は、牢屋の奥で気だるそうにこっちを見ていた。
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るびぃ(プロフ) - 渡海さん» ありがとうございます!グループらしさを出したくてハルカスを選んでみました! (2021年10月31日 3時) (レス) id: a7df9901fc (このIDを非表示/違反報告)
渡海 - 更新お疲れ様です!巨人をあべのハルカスに例えるシゲが、センス抜群でめっちゃ面白かったです。これからも楽しみにしております!! (2021年9月28日 12時) (携帯から) (レス) id: f6711a1d35 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:るびぃ | 作成日時:2021年9月17日 13時