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第40話 藁にもすがる思い
重岡side
俺はは早速、濱田がいる質屋に向かった。
濱田「いらっしゃい。あぁ、重岡大毅くんやんか。」
重岡「おい、借金取り!教えてくれ!毒リンゴ!どうやったら助かる?智洋が食ってもうてん。」
濱田「そら、一大事やんか。」
重岡「町長から聞いてん。濱田さんが作った魔法なんやろ?」
濱田「そうや。」
それなら…
濱田「ただし、タダでは教えられへんな。」
重岡「ここでも金取んのか!?」
濱田「お金とは限らん。魔法には対価が付き物や。」
重岡「じゃあ、何を…?」
濱田「まぁ、今の重岡くんには求める物は無いかな。必要になった時に支払ってもらうよ。」
そう言って、店の奥から一本の剣を持ってきた。
濱田「君のお父上の剣や。」
と、言う事は王子の?
濱田「これで竜の腹に隠された宝箱を取ってくるんや。」
はぁ!?
重岡「馬鹿にしとんのか!?」
濱田「俺は至って真面目やで?竜の居場所はピノキオに聞いてごらん。」
竜?
そんなファンタジーな生き物どこにもおらんやろ!?
濱田「あ、ちなみにどうして重岡くんの車が壊れてしまったかわかるかい?」
重岡「知るか、んなもん。」
濱田「呪いの仕業やで。ストーリーブルックの住民は、町の外へは出られないんや。」
重岡「でも、智洋は?」
濱田「あの子は町の外で生まれたから、名残りはあるけど呪いそのものは掛かってへん。…じゃあ、頑張って。」
そんなこんなで、剣を渡されたものの…
重岡「めっちゃ銃刀法違反やん。」
半信半疑のまま、るびーで休んでる渋谷さんの元へ行った。
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るびぃ(プロフ) - 渡海さん» ありがとうございます!おとぎ話がベースとなるので、元ネタが面白かったので、あとは上手く書けるかこれからも頑張ります! (2021年9月10日 8時) (レス) id: a7df9901fc (このIDを非表示/違反報告)
渡海 - 初めまして。めちゃめちゃ面白いです。元ネタを知らないのですが、逆にワクワクします。お話も面白くて最高です!これからも楽しみにしております。 (2021年9月9日 18時) (携帯から) (レス) id: f6711a1d35 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:るびぃ | 作成日時:2021年9月5日 22時