青春学園の甘えん坊 (ページ10)

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お話し（10）ページ10

あ、お菓子の感想聞くの忘れてた。皆んな、どうだった？
不二「うん、美味しかったよ。」
菊丸「ケーキは、甘くて美味しかった。」
大石「いろんな、種類があって良かったと思うよ。」
文化祭当日は、たくさん作っておかないとな。
桃城「吹雪先輩。1人で、作ってるんスよね。」
うん、そうだよ。
桃城「大変じゃあないスか？」
そうでもないよ。作るの楽しいからね。

国光君は、どうだった？
手塚「ああ。どれも、美味かった。」
ふふ、良かった。
不二「吹雪。」
うん？
不二「文化祭当日、一緒に見て周らない？」
菊丸「あ、不二だけずるいぞ。」
最終日は、柳君達と周る約束してるし。柳生君とも、約束してるからな。
菊丸「じゃあ、休憩時間にさ。見て、周ろうよ。」
それだったら、行けるね。
不二「じゃあ、決まりだね。」
なんだか、賑やかになりそう。

大石「吹雪。」
どうしたの？
大石「吹雪のクラス宛に、荷物が届いてる。」
跡部に頼んでいた物だよ。
リョーマ「何、頼んだの。」
服だよ。跡部が、お前に似合う服を選んでくれて。その中から、私が気に入ったのを選んだの。
菊丸「見てみたい。」
それは、当日のお楽しみだよ。
桃城「そっちの箱は、男用の服スか。」
うん。国光君に、似合うのを選んでみた。
不二「手塚、着てみてよ。」
手塚「今、ここで着る意味はない。」

これ、柳君達にも似合うかも。あ、柳生君なら。違和感ないかも。
河村「今何か、変なこと考えたよね。」
うん。この服、着て欲しいな。頼んでみようかな。
菊丸「氷帝の鳳も似合うかもよ。」
なんとなく、想像つく。でも、観月君も似合うな。
リョーマ「先輩。俺は、どうスか。」
うん、リョーマ君も似合うよ。かっこいいと思う。
大石「とりあえず、どこに運ぶ？」
家庭科室に、置いといていいって言われたよ。
大石「なら、運ぶの手伝うよ。」
いいの？ありがとう、大石君。
菊丸「俺も、手伝う。」