青春学園の甘えん坊 (ページ5)

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お話し（05）ページ5

あ、動物のぬいぐるみとか売ってる。キーホルダーもある。
不二「そろそろ、帰る時間だから。何か、買うかい。」
うん。柳君達とリョーマ君達にね。
幸村「喜ぶと思うよ。」
この狐、柳君に似てる。このフクロウは、弦一郎君ぽいな。ナマケモノは、ジロー君だね。
不二「吹雪、決まったかい？」
うん。買ってくるね。
(レジに向かう)

今日は、楽しかったな。
不二「また、行こうよ。」
そうだね。
不二「今度は、2人でね。」
ふふ、考えとくね。
幸村「2人たも、そろそろ電車来るよ。」
は～い。
手塚「吹雪。」
うん？
手塚「手を出してくれ。」
分かったよ(手を出す)
手塚「これ、お前に。」
可愛い、パンダのぬいぐるみ。

ありがとう、国光君。
手塚「お前には、いろいろと苦労をかけているからな。」
ふふ、そんなことないよ。
幸村「吹雪、文化祭は皆んなと行くから。」
うん、楽しみにしてるね。
不二「吹雪のクラス、楽しそうだったね。」
私も、お菓子作り。もっと、頑張らないと。
不二「吹雪のお菓子は、美味しいから。自信をもっても、いいと思うよ。」
明日から、文化祭準備か。忙しくなるぞ。
不二「僕達のクラスも、楽しみにしててよ。」
そういえば、周助君のクラスは何やるの？

不二「それは、内緒だよ。」
じゃあ、文化祭当日楽しみにしてるね。
手塚「手伝えることはするから、無理はするなよ。」
分かってるよ。国光君は、心配性なんだから。
幸村「吹雪は、本当鈍感なんだね。」
不二「なかなかだと、思うよ。」
幸村「でも、面白いよ。」
なんの話をしてるの？
不二「吹雪には、少し早い話しだよ。」
うん？
幸村「その内、分かるよ。」
(駅につく)

手塚「吹雪、家まで送るぞ。」
大丈夫だよ。1人で帰れるから。
幸村「本当に、大丈夫？」
うん。
不二「知らない人なら声かけられても、行っては駄目だからね。」
うん。
手塚「やはり、一緒に。」
大丈夫だから、国光君。
幸村「それじゃあ、またね。」
うん。周助君と国光君もまたね。