お話し(40) ページ40
うん………ここは?
観月「ここは、合宿場の貴方の部屋ですよ。」
あ、観月君。私、倒れたんだっけ。
観月「まったく、39度もあってよく練習ができましたね。」
怒ってますか?
観月「当たり前ですよ。次、無茶をしたら。本気で、怒りますからね。」
はい。
観月「では、大人しく寝てていてください。いいですね。」
はい。
(あれから、30分後)
柳「吹雪、俺だ入るぞ。」
どうしたの?
柳「お昼、食べていないだろ。俺と弦一郎で、体にいい物を作ってきた。」
食べたくない。
柳「少し食べないと、薬が飲めないぞ。」
薬て、もしかして粉?
真田「そうだ、粉だ。」
粉、嫌い。
真田「薬を飲まないと、熱が下がらないぞ。」
柳「食べさしてやるから、頑張って薬飲めな。」
真田「どうだ、吹雪。美味いか?」
うん、美味しいよ。
柳「吹雪、あまり無理だけはしないでくれ。何かあったら、俺達に言ってくれ。」
真田「できることなら、なんでもする。」
2人とも、ありがとう。
柳「さて、薬を飲むぞ。」
どうしても、飲まないと駄目。
柳「当たり前だ。」
真田「吹雪、口を開けろ。」
分かった、飲むよ。
苦いよ、この薬。
柳「大丈夫だ、あとはよく寝ておけ。」
真田「また、見に来よう。」
(2人が、立ち上がる)
あ、待って。行かないで、ここにいてよ(袖を掴む)
真田「吹雪。」
お願い、私を1人にしないで。
柳「大丈夫だ、何があってもお前を1人にはしない。」
2人が側にいてくれると、安心できるんだ。
柳「早く、良くなれよ。」
うん。
真田「俺達は、ここにいるから。吹雪は、寝るんだ」
うん、2人ともありがとう。
真田「蓮二、吹雪は大丈夫だろうか。」
柳「大丈夫だ、弦一郎。薬が、効いて良く寝るだろう。」
真田「吹雪が、熱を出すのは初めてだな。」
柳「そうだな、いろいろと溜め込んでいる様子もあるからな。」
真田「吹雪、早く良くなるといいな。」
柳「そうだな、弦一郎。
ふふ、2人とも大好き。
柳「寝言か。」
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和田 - 作者の和田です。コメントなど、感想なんかありましたら。気楽にコメントしてほしいです。 (2022年6月5日 0時) (レス) @page30 id: c3f81cb62e (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:和田 | 作成日時:2022年3月19日 13時