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A side
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訓練も順調、今日も平和だなーなんて思っていたがそれは呆気なく終わった
昼下がり私は焦凍を連れて台所へ飲み物を取りに行った
でもそれが間違いだった
｢………時々、………しまうの…っ、｣
｢……………おかあ………さ、ん………？｣
明らかに様子が違うお母さん、
そして次の瞬間一瞬で頭が真っ白になった
｢っあﾞ…っ、｣
咄嗟にしょーとを庇ったから背中が痛い
ｶﾀﾝｯ ｶﾗｺﾛｶﾗｶﾗｶﾗｶﾗ
きっとこの音はやかんが床に落ちて転がってれ鳴ったんだろう
｢あぁ…痛いなぁもう…っ、しょーと…どこも怪我してない？｣
｢っえ、あっ、してない…よ、Aお姉ちゃんは……？｣
｢だっ、大丈夫…個性で冷やしてるから…｣
個性で冷やしてるとはいえ4歳の幼稚園生、ましてや女の子
いや、男の子でも耐えられないだろう
しかしそんなことはお構い無し
私はお姉ちゃん…弟を守るのは当たり前でしょ？
｢よかった…しょーとが無事だ…よかった…｣
この一言のあとすぐから記憶はない
そう、なぜならしょーとが叫んで冬美お姉ちゃんを呼んで姉の姿を見て安心して倒れたからだ
.
目が覚めると見慣れた天井があった
｢…………Aお姉ちゃん……？｣
あぁ…よかった…この可愛い顔に傷ができなくて………将来はイケメンになるぞ君は……
なんて考えていたら
ぎゅうっ
｢よかった……お姉ちゃん……Aお姉ちゃん……｣
あぁ…私の弟可愛い…しんどい助けて(語彙力)
｢しょーと…お姉ちゃんは大丈夫だよ…？｣
と頭を撫でてあげると小さな声でごめんなさいって言っているのが聞こえてなんとなくイラッとしてしまったので可愛いおでこにデコピンしてやった(ごめん、弟よ)
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雨色の水滴 - めっちゃ面白かったです! (2021年7月4日 13時) (
レス) id: 5a0f0dfb22 (このIDを非表示/違反報告)
まのちゃろ(プロフ) - 三日月 葵さん» コメントありがとうございます！！面白いと言っていただいて有難い限りです！！これからも精神します！ (2017年11月5日 21時) (レス) id: 8e320e29ee (このIDを非表示/違反報告)
三日月 葵 - 面白いです、更新応援してます！ (2017年11月5日 19時) (レス) id: 4711ea98f5 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：まのちゃろ | 作成日時：2017年11月5日 19時
