10.遊郭 音柱 ページ7
◆A
ある任務終わり。
蝶屋敷に帰ると、何やら騒がしい声が聞こえた。
炭「アオイさんたちを離せ!この人さらいめ!一体どういうつもりだ!」
「てめーらこら!誰に口聞いてんだ!俺は上官、柱だぞ!」
炭治郎の声と、蝶屋敷門の屋根の上には派手な人に抱えられたアオイさん。
あれ、あの人…柱合会議にいた派手な人。
「俺は任務で女の隊員がいるからこいつら連れていくんだよ!継子じゃない奴らは胡蝶の許可も要らないからな」
『じゃぁ、私が行きますよ。アオイさんを離してください』
「…お前確か、、」
炭「だったら、俺たちも行く!」
「俺たち?」
見れば、善逸と伊之助も任務から戻ってきていた。
「…あっそ、じゃ、一緒に来て頂こうかね」
随分とあっさり了承したな…。
「ただし、絶対俺に逆らうなよ。お前ら」
アオイさんたちに見送られ、蝶屋敷を再び去る。
『どこに行くんですか?』
宇「日本一 色と欲にまみれたド派手な場所……鬼のいる遊郭だ」
炭「遊…郭……?」
善「ほらあそこだよ…わかんない?」
顔を真っ赤にしどろもどろな善逸。
『どこそれ。どんな場所?』
善「え、いやぁ……えへへ…」
宇「いいか!俺は神だ!お前らはゴミだ!俺が犬になれと言ったら犬になれ。もう一度言う、俺は神だ!」
「…」
善(やべぇ奴だ)
炭「具体的には何を司る神ですか?」
善(とんでもねぇ奴だ…)
宇「いい質問だ。派手を司る神、祭りの神だ」
『…話通じなさそう』
善「同感」
宇「こんなとこで話してる暇はねぇ。行くぞ、着いてこい」
ドッと土煙を巻き上げて走る宇隨さん。
善「早っ!もうあんなとこ!」
伊「やるな!祭りの神」
炭「いや、あの人は柱の宇髄天元さんだよ」
善「追わないと!って、Aちゃんは?」
『炭治郎、善逸、伊之助ー、早くー』
宇「俺に着いてくるとは、お前見込みあるな」
善「早!もうあの人に追いついてんだけど!」
炭「Aは昔から足が早かったからなぁ」
善「俺たちも急がないと!」
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紫華 - 終わり方がいいですね‼︎続き楽しみに待ってます! (8月24日 9時) (レス) @page28 id: 7aa6fe7fca (このIDを非表示/違反報告)
夜空ゆーたお(プロフ) - 続き楽しみにしてます!!! (5月19日 17時) (レス) @page26 id: d76bc8bfcd (このIDを非表示/違反報告)
舞(プロフ) - 更新頑張ってください^_^ 応援してます٩( ᐛ )و (2023年4月10日 3時) (レス) @page23 id: 17ec247796 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:妄想たのしい | 作成日時:2023年1月3日 18時