141 ページ41
『あのねぇ、これをみてちょっとはかわいそうとか、許さないとかおもわないの？』
三橋「いいじゃねえか、“自分、甲子園目指してるんす！”とか言って女騙せるぞ」
その言葉は流石に坊主にされた側から言うと許せないらしい。
「そんな…三橋さん酷いっすよ！」
「元はと言えば、三橋さんが椋木におかしな態度をとって、坂本はそれが羨ましくなってやってるって言う噂っすよ？」
三橋「うんうん、俺もそう思う。」
『自覚あるんかい』
そうツッコんだと同時に屋上に入ってきた坂本先生と剛田。
しかし怯える必要もなく、私たちは堂々とした態度をとる。
坂本「探しましたよー？三橋くん、伊藤くん。」
三橋「どうしましたー？先生」
三橋くんが。そう言うと坂本先生はじりじりとこちらへ近づいてくる。
坂本「用件はわかってるよな？お前らのその頭だ」
三橋「かっこいいっしょ？」
坂本「ばかやろうふざけんな、高校生がそんな髪型してて言い訳ねぇだろ」
三橋「え？そっすか？外国にはたくさんいますよ？」
坂本「おまえ…なに人なんだ？」
三橋「地球人です。」
三橋くんにその言葉にふっと笑う坂本先生。
相変わらずそのキャラがきもい。
ほんとやめて欲しい。
坂本「ヘラヘラしてられるのも今のうちだぞ、すぐにでもそのふざけた頭刈り込んでやるからな」
三橋「この俺の頭を？ハゲに？」
伊藤「俺たちは限りなく諦め悪いですよ」
剛田「俺が首根っこ掴んで狩るんだよ」
三橋「できるもんならやってみろよ」
剛田が喋り始めたとこで私も立ち上がり伊藤くんの横につく。
『あんたらみたいな勝手なやつにこっちが好き勝手させるわけないでしょ』
剛田「懐かしいぜ、おまえらみてぇな目つきわりーやつみると血が騒ぐぜ。女のおまえも坊主にしてやる」
そう言いながら私たちに近づく剛田。
そう言ってお互いガンを飛ばす私たち。
そして。
三橋.伊藤「「『うわあああああ！！！』」」
私たちは屋上の柵を超えたところまで逃げてきた。
三橋「俺はナイーブなんだ、坊主になるくらいだったら…死ぬ。」
伊藤「俺も」
『私も。』
そう言い残すと屋上から飛び降り、下の階のベランダへ着地した。
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 662人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「オリジナル」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
の(プロフ) - カシューナッツ炒めさん» ありがとうございます！そんなこと言ってもらえてめちゃくちゃ嬉しいです…！これからもよろしくお願いします！ (2020年8月15日 18時) (
レス) id: ea25780e96 (このIDを非表示/違反報告)
カシューナッツ炒め - うわぁああぁぁぁぁぁ゛この作品私がはじめて読んだ夢小説なんですよ(最近見始めた)！！！#1のいちごみるくのシーン大好きです！！これからもドンパチ推していきます！！あいらぶゆうぅうぅぅぅぅ゛！！！！ (2020年8月15日 8時) (レス) id: 629da356f3 (このIDを非表示/違反報告)
の(プロフ) - いずなさん» ありがとうございます！すごい嬉しいです！これからもよろしくお願いします！ (2020年8月1日 21時) (レス) id: ea25780e96 (このIDを非表示/違反報告)
いずな(プロフ) - この作品大好きです^^ (2020年8月1日 18時) (レス) id: f5ee51c946 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：の | 作成日時：2020年7月27日 22時
