もう一人の、人斬り。【るろうに剣心】(加筆・修正中)

「生きてる価値など貴様ら人間にない。お前たち剣豪、いや人間を滅ぼしに来た、女だ。死ぬ覚悟があるやつはかかってこい。死なせてやるから」

幕末――――。人斬り抜刀斎以上に畏れられた女剣士、いや男装少女がいた。剣豪全てを無に葬ることを信条としており、明治となる今日も密かに任務をこなしている。

名を、深紅の踊子。
人々からは裏切りの姫君と呼ばれられ、畏怖されている彼女は裏切られ、人間を信用しなくなり復讐を。

「私は、『俺』は幕府と日本という国を、赦さない。あは――全員死になさい？」

本当は人を殺したくなかった。哀れな女剣士の救いの物語。

※2023/8/29～追記、修正中。
原作軸、その他はこちら。
彼岸花。【るろうに剣心】
もう一人の、人斬り。弐。【るろうに剣心】
赤色に愛された女。【るろうに剣心】
償いの旅を、あなたと、できたのなら。【るろうに剣心】執筆状態：連載中