23．戸惑い？ ページ24
．
殴りかかった私は衝撃波のような個性を使われ吹き飛ばされた。壁に勢いよくぶつかったせいで背中がズキズキ痛む。
血を流しすぎても大丈夫なように鉄分補給サプリを個性で創り口に放り込む。それを何個も噛み砕いてから飲み込むが、特に体調に変化は見られない。
「酷いなぁ。僕はまだ何もしてなかったのに殴りかかってくるなんて……それでもヒーロー志望かい？」
「……ああ、申し訳ありません。私の近くに害虫が寄ってきたような気がしまして。少し叩き潰そうかと…」
「おや、なら今ので僕が人間ということにも気づいてもらいたかな？」
「仰っている意味がよく分かりませんわね。例えあなたが生物学的に人間と分類されようとも、私の中であなたが害虫ということに間違いはありませんわ」
「ならひとつ質問だけれどその害虫の仲間になる気はないかい？少なくとも今よりは過ごしやすいと思うよ。自分を偽らずに済むし、やりたいことがやれる。ヒーローなんて目指さなくてもいい」
「愚問ですわね。例え仲間になるか死のどちらかを選べと言われても私はあなたの下につく気はありませんわ。分かりきったことを聞いているあなたは馬鹿なのですか？………まあ、こんなことをしているくらいですから馬鹿なんでしょうけれど」
私とワンフォーオールの煽りあいの会話に恐らく周りはついていけてない。でも、そんなことどうでもいい。
「それは残念だよ。………君を殺さなくてはならない」
ワンフォーオールはそういうとまた黒霧の体に何かを突き刺し強制的に個性を発動させた。
すると、黒い霧の中から出てきたのは大量の敵だった。
「…まさか、その敵たちは＿＿＿＿＿＿＿、」
「恐らく君の予想通りだろうね。君が僕の誘いを断った場合彼らに君を排除するよう依頼していたのさ」
「…そうですか。それはまた、くだらないことにお金を使われましたのね」
「くだらないことじゃないさ。早いうちに君という脅威を消せるのだからね」
「テメェらさっきから何の話してんだ！」
「、爆豪さん…」
爆豪は私の近くに駆け寄り手を引っ張りながら敵たちと距離をとる。
「…テメェとあいつになんの関係があんのかも知らねぇし詮索もしねぇ。俺には関係ねぇ話だからな」
「！」
「だからとりあえずさっさとこっから逃げる対策しろや。テメェこーいうのが1番得意だろうが」
「ふふ、爆豪さんには恐れ入りますわ」
「あ゛あ゛！？」
「…負けていられませんわね」
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桜(プロフ) - ミクモさん» 待っててくださりありがとうございます！受験が終わったのでボチボチ更新できるようになったと思います。できるだけ早く更新できるように頑張りますね！ (2022年2月3日 16時) (
レス) id: d43034eaf1 (このIDを非表示/違反報告)
ミクモ(プロフ) - 更新されるの待ってました‼︎やおももが今後どうなるのか気になって仕方がありません！これからも頑張ってください。楽しみに待ってます。 (2022年2月2日 20時) (レス) id: ef87c22dec (このIDを非表示/違反報告)
桜(プロフ) - あのさん» そうなんです…私シリアスが好きなのでちょくちょく入れちゃうんですよね。まあ私のことはどうでもいいんですが、これからの展開に期待していてください！あのさんが楽しめるような展開にしたいと思っているので！ (2021年12月27日 19時) (レス) id: d43034eaf1 (このIDを非表示/違反報告)
あの - やおももも大変なんですね... (2021年12月19日 15時) (レス) @page36 id: 347eae7089 (このIDを非表示/違反報告)
桜(プロフ) - 葉月さん» 面白いと言ってもらえて凄く嬉しいです！頑張りますね！ (2021年12月4日 17時) (レス) id: d43034eaf1 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：桜 | 作成日時：2020年9月20日 18時
