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黒い波動を撃ち出す瞬間、プライドの背中めがけて無数の攻撃が発射され、火花が散る。
そして、空中に浮かび上がっていたプライドのその体は、真っ逆さまに落下して地面に叩きつけられた。
プライド「っ？！！」
背後からの思わぬ攻撃で、プライドはなにが起こったのか理解が追い付かない。
プライド「な、何だ…？！」
瑞生「油断したね…！」
プライド「一体…俺に何をした？！」
瑞生「簡単なことだよ。さっきお前の攻撃を封じ込めた水晶玉を、こっそりお前の後ろに隠しておいたんだ」
プライドの背後の地面に、瑞生の水晶玉が転がっているのが見える。
プライド「じゃ、じゃあその手に持っているのは…？！」
瑞生「あぁ、僕はこれと同じのをたくさん持ってるんだ。だからこれはお前を
プライド「お、おのれ…！！がはっ…！！」
プライドは歯を食いしばって立ち上がろうとしたが、さっきの攻撃で予想以上のダメージを負い、その場で血を吐いて
瑞生「ようやくお前を地面に引きずりおろせた…！」
舜太「さすが瑞生君！！やったね、琉弥！」
舜太はそう言って隣にいる琉弥にハイタッチを求めた。
が、そこには琉弥の姿がない。
舜太「りゅ、琉弥？！どこ行ったん？！」
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作者名：milkssss | 作成日時：2019年10月28日 19時
