降霊術なんてやるもんじゃないわ。11 ページ11
『...んぅ?』
?「...!みくっ!」
『...としみ...つ?』
目が覚めるとソファーに毛布をかけられて
横になっていた。
りょうに手を取られるがまま起き上がって、腰をかけ直す。
と「よかったみくっ、ほんとっ」
虫「みく1時間くらい起きなかったんだよ」
そんなに時間経ってたんだ...5分くらいかと思ってた。
すると左側から白いモサモサしたものが口を開いた
マ「.........マジごめんなさいorz」
『そうだよ、まほっちゃん来れたの⁉なんで⁉』
マ「実は..」
彼が話してくれた内容は
拍子抜けするものだった。
そもそも、今日レコーディングで来れなくなったという事が嘘。
マキチャンなんてゲームは存在しなくて、マホトが一から考え出したもの。
マキチャンをやろうと提案したてつやは仕掛人で、ターゲットを東海オンエアのメンバーに定めた
【計画的なドッキリ】
だったのだ。
.
マ「てつや机の下にいるんだぜ?笑笑」
て「だってまほっちゃんいきなり来るから!
水こぼしてビッシャビシャだしさー」
と「俺もクローゼットからバレずに出てこいって言われて。きつかったわ色んな意味で。」
『...仲間を守って犠牲になろうとするなんて、てっちゃんカッコいい。って思った私が馬鹿だった、取り消す』
て「え!?カッコいい!?嘘やん!みくが、俺を!?え!取り消さんで!」
『ざわくんたちは?どこいたの?(無視)』
虫「ああ、僕たちは....オェ」
り「...てつやの洗濯物の中」
ジ「俺が洗濯物めくった時さ笑笑正気?とか引いたとか言ってくんの笑笑笑笑少なくとも得体の知れない物に投げる言葉じゃねえ笑笑笑」
『なんだよ....私振り回されて勝手に倒れて馬鹿みたいじゃん!』
り「みくは自分責めちゃうからね。今回もでしょ?」
『うん...私がちゃんと止めとけば、ってなっちゃって』
て「もうやだどこまで健気なの?すき」
『え、やだ』
て「え」
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作者名:みちあ | 作成日時:2017年8月1日 16時