恥ずかしがり屋な彼女と奥手な彼氏【轟焦凍】 (ページ13)

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11話ページ13

放課後...

轟｢A、今日一緒に帰れるか？｣

春｢うん、いいけど。｣

轟くんと並んで通学路を帰る。

轟｢A最近元気ないように見えるがどうかしたか？｣

春｢え？いや、元気だよ。大丈夫。｣

轟｢そうか。｣

春｢あのね、轟くん。｣

轟｢なんだ？｣

春｢轟くんが嫌じゃなかったらなんだけど、焦凍くんって呼んでもいい？｣

轟｢もちろんいいぞ。別に嫌じゃねぇぞ。出来ることならそう呼んで欲しい。｣

春｢ありがとう。えーと...焦凍くん。｣

轟｢おう。あ、そうだAは映画好きか？｣

春｢うん、好きだけど...｣

轟｢じゃあ今度の土曜日これ、見に行かないか？｣

春｢え、これって...｣

最近はやってる恋愛の映画だ。

轟｢姉さんにチケットもらったんだが、Aがよければ一緒に行きてぇ。｣

春｢私も一緒に行きたい。｣

轟｢じゃあ決まりだな。詳しい詳細はまた連絡する。｣

春｢わかった。｣

あれ？冷静に考えたらこれってデートじゃない！？