��わたし�� ページ44
あの壮絶だと感じた出産から約1年たった頃、パパが私に話があると言ってきた
「A、お前ヒーローに戻る気はないか？」
「えっ」
考えなかったわけじゃない
それでも、今ヒーロー活動を再開してしまえばまたメディアに出る事になる
そうなったらすぐにあの人の目に止まる事だろう
「でも、メディアとか·····」
「何も前と同じじゃなくていい、実は雄英の校長からお前に教員にならないかと話が来ている」
「えっ！？雄英！？」
「何も不思議な話ではない、お前は体育祭及び全ての成績において常にトップにいた優秀な卒業生だ、スカウトが来てもおかしくはない」
「そ、それはそうだけど」
「それに俺はお前にヒーロー以外の仕事が出来るとは思わんがな」
「うっ」
雄英の、教師·····
前の私になら確実に来なかった話だ
今雄英にはまだ焦凍も緑谷、爆豪達がいる
事情を知っているオールマイトだって
周りの教師は全員ヒーローな上、教え子達も優秀なヒーロー候補生達
確かに一番安全な場所かもしれないが
「それでも、ヒーローに戻るってなったら、優悟が·····」
「校長が、お前と優悟どちらも寮に住めばいいと言ってくれている、お前がヒーロー活動をする際も優悟が一人にならない様に、と」
「·····でも」
「ヒーロー活動はイレイザーと行えば良いと、俺は思うが？」
「相澤先生？」
渋っている私を見兼ねてか、珍しくパパの口から私の恩師の名前が出てきてかなり驚いた
相澤先生は私が通っている間、三年間担任の先生だった
当時の先生たちは私の保護者が"あの"エンデヴァーだと知っている
確かに優悟ももう1歳になる
働き出すなら頃合いだとも思う
パパの言う通り、私にヒーロー以外の仕事が出来るとも思えない
でも、私がヒーローを目指したのは、パパの力になりたくて、恩返しがしたくて
最初はそれだけだった
それでも私は、ヒーローに憧れを抱いていった
「A」
「っ？」
俯いていた私を呼ぶパパのしっかりとした声に釣られて顔を上げる
するとそこには真っ直ぐ私を見つめて薄く微笑む、私の憧れた人の姿
「お前はまたヒーローになっていいんだ」
ああ、貴方はまた��わたし��を救うんですね
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ショートケーキの赤いヤツ - ホークスの小説ってまだまだ少ないですよね！私も今投稿しているのですがなかなか増えなくて…（汗）こんなに素敵な作品を作っているとらおさんはとても凄い人だと思います！自分のペースで頑張ってください！応援しています！ (2021年6月27日 12時) (
レス) id: b184c00ea8 (このIDを非表示/違反報告)
ヴェロニカ(プロフ) - 初コメです！たまたまとらおさんの作品一覧を見て全部ホークスの話を読んでいたのに築いてびっくりしました！ホークスの作品がなかなか少ないと感じるのでこれからも書いていただけると嬉しいです。更新頑張ってください（＾ω＾） (2020年4月19日 23時) (レス) id: 93cd0ce6c3 (このIDを非表示/違反報告)
ヴェロニカ(プロフ) - 初コメです！たまたまとらおさんの作品一覧を見て全部ホークスの話を読んでいたのに築いてびっくりしました！ホークスの作品がなかなか少ないと感じるのでこれからも書いていただけると嬉しいです。更新頑張ってください（＾ω＾） (2020年4月19日 23時) (レス) id: 93cd0ce6c3 (このIDを非表示/違反報告)
ぱうる(プロフ) - いつも楽しみに見てます！これからどうなるのか更新されるたびにドキドキで見てます！これからもお体に気をつけて更新頑張ってください。 (2020年2月16日 13時) (レス) id: 1ae786e7c7 (このIDを非表示/違反報告)
とらお(プロフ) - ユリさん» 面白いって言って頂けて嬉しいです！更新頑張ります！ありがとうございます！ (2020年2月13日 16時) (レス) id: 77383ca370 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：とらお | 作成日時：2020年2月5日 14時
