��あおくなる�� ページ31
「冬美が早く帰ってこいと連絡を寄越してきた」
そう言って何故か私だけ先に帰らされ、現在冬美と一緒に晩御飯の用意をしている
·····多分冬美は私とパパ、どっちもに言ったんだと思うんだけど、歩み寄ろうとはしているものの家族に自分は必要ないと考えているパパは少し身を引くようになっていた
「A、もしかして具合悪い？」
「えっ、なんで？」
「顔色悪いよ？夜寝られてないの？」
心配そうに私の顔を覗き込む冬美に、ふと勤務中に私を襲った原因不明の胸焼けの事を説明してみる
すると冬美は持っていたお玉をガッシャンと落としてしまった
「ちょ、冬美、大丈夫？落としたけど」
「·····ねぇ、A明日休みだよね」
「えっ、うん、そうだけど·····」
なんで、と言う言葉を放つ前に肩をガシッと掴まれる
一体冬美はどうしたと言うのか、そう思いながら顔を見るといつもと違い焦った顔をしていた
「私も着いていくから、病院行こう！」
「はっ、病院？」
その後帰ってきたパパに冬美は何も言わず、いつも通り晩御飯を済ませ寝る体勢を整えた私の部屋にコンコンとノックが聞こえた
「A、寝る時は暖かくして、あと気持ち悪くなったら寝てても私を呼んでね、叩き起していいから！」
「えっ、あ、うん、わかった」
「じゃあおやすみ」
冬美の勢いに負けて返事をしてしまったが、一体なんなんだ？という疑問がさらに湧いてくる
生憎寝る時は気にならない程度だったので、そのまま夜を明かした
「·····産、婦人科？」
「Aの保険証は持ってきてあるから！ほら受付いくよ」
「ちょ、ちょちょちょ、待って、なんで？胸焼けだよ？どっちかっていうと消化器科とかじゃないの？！内科じゃないの？！」
受付に進もうとする冬美を慌てて止めるも、冬美は私に向き直りガッと肩を掴む
あれ、昨日もこれされたな
「A、最近生理が来たのはいつ？」
「·····へっ、えーと·····あれ？」
「はい、受付行こ」
私は聞かれた質問に答えることが出来なかった
あれ、最後に来たの、いつだっけ？
私は思わずサッと顔が青くなるのと同時に、ある可能性に辿り着いてしまった
「おめでとうございます、妊娠7週目です」
私は自身の顔が更に��あおくなる��のが分かった
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ショートケーキの赤いヤツ - ホークスの小説ってまだまだ少ないですよね！私も今投稿しているのですがなかなか増えなくて…（汗）こんなに素敵な作品を作っているとらおさんはとても凄い人だと思います！自分のペースで頑張ってください！応援しています！ (2021年6月27日 12時) (
レス) id: b184c00ea8 (このIDを非表示/違反報告)
ヴェロニカ(プロフ) - 初コメです！たまたまとらおさんの作品一覧を見て全部ホークスの話を読んでいたのに築いてびっくりしました！ホークスの作品がなかなか少ないと感じるのでこれからも書いていただけると嬉しいです。更新頑張ってください（＾ω＾） (2020年4月19日 23時) (レス) id: 93cd0ce6c3 (このIDを非表示/違反報告)
ヴェロニカ(プロフ) - 初コメです！たまたまとらおさんの作品一覧を見て全部ホークスの話を読んでいたのに築いてびっくりしました！ホークスの作品がなかなか少ないと感じるのでこれからも書いていただけると嬉しいです。更新頑張ってください（＾ω＾） (2020年4月19日 23時) (レス) id: 93cd0ce6c3 (このIDを非表示/違反報告)
ぱうる(プロフ) - いつも楽しみに見てます！これからどうなるのか更新されるたびにドキドキで見てます！これからもお体に気をつけて更新頑張ってください。 (2020年2月16日 13時) (レス) id: 1ae786e7c7 (このIDを非表示/違反報告)
とらお(プロフ) - ユリさん» 面白いって言って頂けて嬉しいです！更新頑張ります！ありがとうございます！ (2020年2月13日 16時) (レス) id: 77383ca370 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：とらお | 作成日時：2020年2月5日 14時
