12. ページ12
「失礼します。よくお眠りになられましたか？」
『は、はい…………！
………あれ、』
「お連れ様ならもう用があるとかで出ていかれましたが……
朝食はいかがですか」
『あ、えっと………』
あんまり、お腹すいて…
ぎゅるぎゅるぎゅる〜
「…………お持ちいたしますね！」
『………お願いします…………』
スタッフさん、ごめんなさい。お見苦しいところを見せてしまいました。
朝食を持ってきてくれるとか。どこぞやのプリンセス体験だよ。
あ、そうだ。ユンギは会見だって言ってたなぁ。
テレビのリモコンをつけてみると、案の定でかでかと特集されてる。
へぇ、生中継。目の下のクマがひどいな、やっぱり。
それだけ苦労させちゃってるなぁ。
ごめんよ、ユンギ。私は今、このパンケーキをとっても美味しくいただいている。
「奥さんはどんなお方ですか？」
「えっと…………
一言で言うと、どうしても世話を焼いてしまいたくなるって感じでしょうか？」
……………おい、ミンユンギ。
あれだけ、私の醜態を晒すなと念押ししたではないか。
『…………裏切ったな!?』
全世界に、私のドジぶりが中継されております。
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べな - ええ....最初のシーンシたｯﾃｺﾄﾃﾞｽﾖﾈ?あー、もうほんとに現実にならないかな(ピョンテ)ちょっと切なくなってきます、泣 (2020年7月30日 3時) (
レス) id: c3599b2d87 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：つばき。
| 作成日時：2020年7月4日 21時
