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マネヒョン様(せめてそう呼ぶことにした)が取ってくれたホテルは、貸し切り状態で、

ちゃんとプライバシーも守ってくれるという何と優れていることでしょうか。






「明日、会見開く予定だから」

『……………全世界に、私の醜態晒さないでね?』

「さぁ、どうしようか」




こういうところが意地悪なのだ。
別に、ロマンチックな夜景に綺麗ね、なんて会話は私たちにはない。





そんなに景色好きじゃないし。
それだったら食べ物の方が嬉しいと思ってしまうタイプだから。






「ルームサービスする?」

『うん』

「ははっ、即答か。これ、好きそう」



おぉ、たまにはパスタもいいなぁ。








「……………よく食うな」

『昨日は緊張して喉が通らなかったからね』

「今は通るってすげぇな」

『………まさか。

不安に決まってるでしょ』





こんなブス、とか言われたらどうしよう。

今の時代、恐ろしいネットワークたるものを舐めてはいけない。






私はまだしも、ユンギや家族に迷惑をかけないようにしなければ。







「…………そうだな、ごめん」

『や、違う。………その、ユンギにお似合いって言ってもらえるように頑張るだけだから。


そうよ、A!ファイティン!』




こうなったものは仕方がない。

頑張ればいいのだ。







「…………そういうところが、好きだわ」

甘いスマイルで言われて、私ただいま絶賛、





心臓が破裂しそうです。

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べな - ええ....最初のシーンシたッテコトデスヨネ?あー、もうほんとに現実にならないかな(ピョンテ)ちょっと切なくなってきます、泣 (2020年7月30日 3時) (レス) id: c3599b2d87 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:つばき。 | 作成日時:2020年7月4日 21時

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