6話 ページ6
Aside
『あれ？？……貴方…
.
うらたさん？』
う「Aちゃん、どした？」
小柄な体に似合わないスーツ姿の
うらたさんが目の前にいた
『うらたさんこそ…なんで…？』
う「俺はさっきまで仕事してて、
今から帰ろうかなって」
うらたさんも同じように
腕時計で時間を確認した
って、あれ
『帰れるの？』
う「……帰れん。』
そう言って私に充電の切れたスマホを見せてきた
私と同じじゃん…
犠牲者増えただけって
『とりあえず座って…？うらたさん。』
私はぽんぽんっと隣を叩いて
うらたさんを呼ぶ
う「あ、あぁ、そーするわ」
さすがに今の現状を受け止め切れないのか
2人とも放心状態
無言の時間が続いた
う「…こんな時に聞くのもどうかと思うけどさ…」
『…ん？、』
う「最近まふとどうなの？」
『…どうって…変わらないよ？
普通に仲良しだよ』
う「いや、まふがさ
Aちゃんと最近会ってないって言ってたから
何かあったのかなって」
うらたさんがチラッとこっちを見ながら言った
『…忙しくて。
なかなか会える時間も作れなくてさ』
う「あいつ寂しがりやだしな」
そう思えば全然話してないな
それに会えてない
仕事ばっかりだったから
彼が辛い時、支えてあげれていない
私が辛い時は
いつもそばにいてくれるのに
『私…彼女失格だね。
1番見てるつもりだったけど何も見れてない』
彼がこんな私をどう思っているか
わからないけど
嫌われていたって仕方ない
『まふに他に好きな人ができても
文句言えないよね』
私は精一杯の笑みをうらたさんに浮かべた
．
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優華 - 面白いです！もっと評価されるべき！！ (2019年10月25日 17時) (
レス) id: ee8e84d10b (このIDを非表示/違反報告)
Maa(プロフ) - Azさん» 読んでいただきありがとうございます！更新頑張ります(*´-`) (2018年10月9日 15時) (レス) id: 5b07d0752a (このIDを非表示/違反報告)
Az - すごい面白いです！まふまふが縋り付いてくる感じが特に好きです！！！続きが楽しみです更新まってまーす！ (2018年10月8日 21時) (レス) id: 77b8622472 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：Maa | 作成日時：2018年10月3日 22時
