34話 ページ34
まふまふside
トントントントン…
リズムよく叩かれる包丁の音
お義母さんかな?って思って見ると
そこにはエプロンをつけたAが
…わっ、
一瞬結婚した時のこと想像して
自然と顔が赤くなる
こんな感じなのかな、
父「真冬くんは何の仕事をしているんだい?」
ま「あ、はい!えっと…音楽関係の仕事をしています」
いきなり話しかけられて驚きつつも返答した
父「へぇ…!
どんな仕事か詳しく聞かせてくれるかい?」
興味津々な顔をして聞いてくれたお義父さん
よかった…反対されてるわけではなさそうだ…
ボクは詳しく仕事内容を話した
歌や楽器が好きで、大きなライブをしたこともあると
そこでAと知り合ったことも、詳しく
『お父さんとまふ、何の話してるの?』
お盆にお皿と箸をのせたAがボクとお義父さんの所に来た
ま「仕事の話とか、いろいろ!」
と言うと
興味無さそうにふーんとだけ言って戻っていく
父「そういえば、今日"あいつ"も帰ってくるんだろ?」
キッチンにいるお義母さんに話しかけるお義父さん
母「あ!今日だったわね!」
ま「"あいつ"、って誰のことですか?」
と聞くと、もう料理を運びに戻ってきたAが
僕に向かって
『お兄ちゃんのことだよ』
と答えた
義兄さん…?
兄妹いたんだ
どんな人だろうと考える暇も束の間
荒々しく玄関を開ける音の主が
ボク達のいる部屋に向かって来た
.
446人がお気に入り
この作品を見ている人にオススメ
「歌い手」関連の作品
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
優華 - 面白いです!もっと評価されるべき!! (2019年10月25日 17時) (レス) id: ee8e84d10b (このIDを非表示/違反報告)
Maa(プロフ) - Azさん» 読んでいただきありがとうございます!更新頑張ります(*´-`) (2018年10月9日 15時) (レス) id: 5b07d0752a (このIDを非表示/違反報告)
Az - すごい面白いです!まふまふが縋り付いてくる感じが特に好きです!!!続きが楽しみです更新まってまーす! (2018年10月8日 21時) (レス) id: 77b8622472 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:Maa | 作成日時:2018年10月3日 22時