3話《休日の過ごし方》 ページ3
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ピンポーン
「はぁ〜〜〜い!」
鳴り響くインターフォンと
少しビブラートの効いた声
「いらっしゃい、A」
ガチリと音を立てて鍵を開け、
微笑みながら迎えてくれた、私の彼氏
『ごめんね。遅くなって、』
「いいよいいよ!ボクの方こそいきなり呼んでごめんね」
今日は彼の久々のお休みの日
いつもは夜遅くまで起きて仕事をする彼は、
昨日も作業があったらしく
今日は昼過ぎまで寝ていたらしい
今はPM1:00
『さっき起きたばっかでしょ?』
眠くない?と聞くと
「Aに会えたから目覚めちゃった」
ふにゃっと笑った彼を見ると
いつもと変わらない真っ黒の服と
白髪の髪がセットされている
それに首元からほんのり甘い香水の匂い
彼と一緒に彼の部屋へ移動した
扉を閉めると同時に荒めに私の手首を引っ張るので
よろりと後ろに倒れ込んだ
横から手が伸びてきて
ぎゅっ
「…久しぶりにAと会えるから、
気合い入れたんだよ」
後ろからぎゅっと抱きしめる彼の体温を感じ
一気に心拍数が上がる
私はすぐに彼の匂いでいっぱいになった
「…A。」
『ん?』
「…チャージしたい、Aを。
…だめ?」
もう彼は
ドキドキさせるのが本当に上手い
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優華 - 面白いです!もっと評価されるべき!! (2019年10月25日 17時) (レス) id: ee8e84d10b (このIDを非表示/違反報告)
Maa(プロフ) - Azさん» 読んでいただきありがとうございます!更新頑張ります(*´-`) (2018年10月9日 15時) (レス) id: 5b07d0752a (このIDを非表示/違反報告)
Az - すごい面白いです!まふまふが縋り付いてくる感じが特に好きです!!!続きが楽しみです更新まってまーす! (2018年10月8日 21時) (レス) id: 77b8622472 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:Maa | 作成日時:2018年10月3日 22時