幻像が34体 ページ16
「__……どこ…」
鬼を追いかけている
私らしくなかった、こんな狩り方
柱失格だ
でも、突然、__が消えたから、
「__……あっ、」
いた
こっちに来ている
きっと私を見つけて、来ているんだ
私も駆け出した
….…でも、
.
「ハハッ!!」
鬼が、すぐそばに、いた
今にも__に襲いかかりそうだった
「__!危ない!!」
言葉と同時に動き、庇おうとした
大切な人だから当たり前
なのに……
.
ザシュッ
.
「ど、どう、して…」
__の刀が私の腹を突き抜けているの…
笑いながら、私を刺しているの…?
「__……?」
背中に触れようとした
すると、
フワッと溶けたんだ
身体が
「え?」
あるのは、刀だけだった
__がいない
不思議に思いながらも、痛みに負けて、
「__…」
呟いて、私の身体は、倒れた
ドサっと音がして、それすらも痛い
その痛覚に耐えながらも、ふってくる罵声
鬼の、罵声
「幻覚だよ!幻像なんだよ!」
「俺が作ったんだよ!」
「その刀は、いつかの鬼殺隊のものだ!」
「お前の幻覚は、他の呼吸を使った時に終わったんだよ!」
と、言っていた
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miyui(プロフ) - ホラーエンド・・・ですよね、これ。悲しいような、怖いような・・・でも、すごく面白かったです! (2021年12月24日 23時) (レス) @page21 id: f42f8a7275 (このIDを非表示/違反報告)
らっぴょこさん - ヤバい!!めっちゃ神作品!!最後の最後までめっちゃ面白いです! (2020年6月22日 20時) (レス) id: c590781f3e (このIDを非表示/違反報告)
のん - 最後の最後で一気に鳥肌が立ちました!!素晴らしい作品ありがとうございました!!」 (2020年3月4日 1時) (レス) id: 73f9f96d98 (このIDを非表示/違反報告)
さや(プロフ) - そうだったんですね!ありがとうございます!新作も頑張ってください^_^ (2019年10月23日 17時) (レス) id: a0bf95ee98 (このIDを非表示/違反報告)
C.l.1(プロフ) - 主人公はオリキャラの柱の幻覚を見ていました。友達…ですかね、もしかしたら、自称かもしれませんが…。性別はご想像にお任せします! (2019年10月23日 17時) (レス) id: 79e50a2542 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:C.l.1 | 作成日時:2019年10月15日 16時