治らない、直さない【鬼滅の刃】

幻像が６体 ページ15

「ここにいるって……あ、」





『やっぱり私をからかってたんですか？』



　




何かに気づいたしのぶさん

きっと、私は騙せないってことが分かったんだ







『しのぶさん？』






それでも何かを考えていた

手を頰に当てて、深刻そうに






．






そして、次に来たのは、冨岡さん


こっちは、いつもの何を考えているか分からない顔だった







「＿＿なんだが……あいつは…」




『ここにいますけど？』







どうやら、＿＿を探しているっぽかったので、となりを見た


＿＿も冨岡さんを見ている








「…いや、そういうことではなく…」







どこか、冨岡さんは珍しく、言葉に詰まっていた

ここにいるのに…







．







「…A、鮭大根を食べに行かないか？」






そして、いきなりの鮭大根

ほんと、今日はどうしたんだろう、二人とも







でも、せっかくだけど、久しぶりに＿＿と食べに行きたい気分だ








『あ、ごめん！今から、この人と一緒に食べに行くの』







冨岡さんは、どこか哀しい顔をしていた

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