あの霞柱と付き合いました【鬼滅の刃】

七の口 ページ8

こんな私


勿論、簪とかつけたことない
それくらい疎い

貰ったこともないし、買ったこともない








前に、不死川さんに





「つけたらどうだァ？」



って言われて、試しでつけた覚えならある
試しで

任務中で、お金なんかほぼ持ってなかったし、結局買わずじまいだったけど









でも、それとこれとは別の話＿＿＿＿








．








「無一郎君はさ、」



「うん」







「なんで、私を好きって言ったの？」






率直な疑問だった

無一郎君と仲が良いとはいえ、友達、戦友みたいなものだと感じていた
相手もそうだと






でも、蓋を開けてみれば……

ということ









無一郎君は、真っ直ぐに私の目を見て言った








「別に、全部…」



「全部！？」







こんなことを、言える

凄い、と思うも







「あ、あれ？」



すぐに目を逸らされる

無一郎君〜
と、顔を覗き込んだ先には、








「や、やめて…」






真っ赤な顔の無一郎君がいた

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