逃げ隠れの人生に終止符を。壱【鬼滅の刃】

最初の幕が６ ページ7

「おぶってやる」



「…いいです」






「…足、引きずってるじゃねェか」





任務の後、不死川さんからの一言


私達は、正式な合同任務
鬼が予想以上に多く、中には血鬼術を使える鬼が多数だったので、少しばかり苦戦してしまった







少しばかり、といっても私しか怪我を負わなかったけれど


不死川さんは、ほぼ無傷



さすが、としか言いようがない





「ほら」



「…じゃあ、お言葉に甘えて」




「…ん」





重くないかな、とか平和なことを考えながら身を預けた

とても広い背中だった






何でも、預けられてしまいそうな



ああ、こんな風になりたかった

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