天才子供マネージャーは皆さんの天使様です。2章 (ページ5)

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理由なんかないページ5

河原で皆とならんで座った。

でも、私は三月兄の膝に座らせてもらった。

寂しい時はいつもこうしてもらっていた。

三月「もう大丈夫か?」

首をゆるゆると横に振った。

そのまま三月兄に甘えた。

三月「可愛いな///」←照れ

一織「いつまで泣いてるんですか?///」←照れ

陸「とか言いつつ一織も照れてるね!」

一織「仕方ないでしょう?可愛いから……」

貴方「//////」←恥ずかしい

恥ずかしさのあまり自分でもわかるほど顔をが真っ赤になった。

7人「(天使だ、可愛いな)」

最近思う一織兄はシスコンなのではと。

ナギ「マネージャー、泣き止みましたか?」

三月兄にくっついたまま頷いた。

7人「(可愛すぎる、天使だ)」

大和「(うーん、ちょっと近づいておきたいな)」

不意に大和さんの手が私の手に触れた。

暖かくて何故だか安心できる手だ。

三月兄と大和さんの暖かさに眠ってしまった。

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三月「A?」

俺にくっついたまま静かに寝息を立てている。

環「マネージャー、寝たのか?」

壮五「謝りに行ったり、泣いちゃったりで疲れたのかもね」

大和「小さいのにしっかりしすぎなのかもね」

一織は黙って髪を撫で続けている。

陸「天にぃと喧嘩したの?」

そう言えば九条は陸の兄貴だったな。

一織「彼女の性格からして九条さんは少し冷たすぎる感じもします、その態度が彼女を更に怒らせたんじゃないんですか?」

さすが元々は兄貴だっただけはあるな。

まぁ、俺もそうだけど甘やかす方専門だったからな。

三月「本当にありがとうな、責任背負ってくれて……それに重いもの背負わせてごめんな」

多分こいつが責任を背負う理由なんてなくて、性格上背負ってしまうのかもしれないな。