天才子供マネージャーは皆さんの天使様です。2章 (ページ12)

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上達の速さ　過去ページ12

三月「……速いな、覚えるの」

一織「……最速で覚えましたね」

貴方「上出来ってことですか?」

三月「任せても平気そうだな」

二人とも驚いてるけどなんでかな?

覚えるのが速いって二人とも言ってるけどすごいことかな?

なぜか、覚えるのが楽しくてスッと頭に入ってくる。

楽しい仕事が出来るなんて幸せかも。

三月「明日は少しよろしくな、俺らも夕方には帰るから」

一織「私は友達の家で勉強してくるので同じく夕方には帰ります」

貴方「一織兄、敬語使わないでほしい……距離感じるから」

一織「(仔犬みたいな目で見られると…)しょうがないな、特別だから」

貴方「はい」

和泉母「楽しそうね、二人とも」

三月「母さん、Aって天才かもしれない、覚えるの速くて驚いた」

一織「私も同感です、すごいと思いました」

和泉父「優秀だな、頼りになる」

パパは優しく頭を撫でてくれた。

こんな日常想像出来ただろうか?

あの暗い毎日から。

いじめられて、毎日が辛くて怖かったし、まともにご飯だって食べられない。

貴方「ママ、パパ、三月兄、一織兄、本当にありがとう」

三月「お礼なんていいから、もう一度復習しとこうぜ」

貴方「うん!」

一織「最初からやってみてください」

貴方「はい!」

お金の扱い方などを練習して戸惑うこともなく、上達の速さは自分でもわかるようになった。