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あぁ。こいつが親友を追い詰めたのか。
口では学校に来なくなった親友を心配してたのに
噓だったのか。教師なんて所詮こんなものなのか。
私は教師を信じられなくなった。
イジメもどんどんエスカレートしていった
罵られたり、避けられていたのが
シューズを捨てられたり
画鋲をシューズの底に大量に刺されていたり
階段から突き落とされたり
それなりに酷かったんじゃないかと思う。
階段から突き落とされた時は顔面から落ちたせいで
前歯付近の歯茎が抉れてしまい歯医者の先生から
“神経が切れててもおかしくない”と言われ
切れてれば、私は上の歯をなくしていただろう。
奇跡的に神経は切れておらず
今もおいしくご飯を食べれているが。
そのまま私は小学校での6年間を過ごした。
親友の姿を一度も見ることなく。
中学は地元の中学校に進学した。
受験は“あんたなんかが受けても落ちるだけ。私が恥ずかしいから受けないで”と言われたから
受けていない。
小学校の時から顔ぶれはあまり変わらないままだったが
隣の小学校からも人が入って来たのが
唯一の救いとも言えるだろう。
そんななか私は新たな出会いを果たすことになる。
新たな親友二人との出会いだ。
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萩野千紗 別アカ - めるさん、しんどい時は逃げていいんですよ。世界に一人だけのあなたなんですから。ただ、死なないで下さいね。ここには味方が沢山います。 長文失礼しました。 (9月2日 9時) (レス) @page9 id: 3f29d12f72 (このIDを非表示/違反報告)
らむね(プロフ) - 完結…? (2022年8月28日 22時) (レス) @page9 id: 5fc4c4d6bd (このIDを非表示/違反報告)
メア - もうこのお話は更新しないのですか?とても気になります。出来ればでいいのですが更新して下さると嬉しいです。 (2022年5月29日 0時) (レス) id: c274c7e6ff (このIDを非表示/違反報告)
太陽 - める様のしてくださっていることに感謝しています。逃げることも戦う術、ということを忘れず前に進んでください。長文失礼いたしました。 (2022年5月23日 2時) (レス) id: 00a65b8235 (このIDを非表示/違反報告)
太陽 - 所詮、社会的弱者は何もできないんです。そんな中でもめる様のように、周りをもう少し見てあげてほしいという呼びかけをしてくれると救われる方はいると思います。この作品を書いてくださってありがとうございます。少なからず私はめる様の味方ですし (2022年5月23日 2時) (レス) id: 00a65b8235 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:兎森 める | 作成日時:2022年4月9日 23時