この世界ではどうやら悪女らしいのでとことん媚を売ろうとしています。【ツイステ】

媚を１ ページ2

悪女、もとい悪役令嬢的な容姿と家系に生まれ変わってしまった私

魔力も大してないのに迎えの馬車が
しかも私は監督生ですらない

この状況を見て悟ってしまったのだ


『監督生と対立の立場の女、ということは悪女じゃね？』

と

それを思った瞬間、心の中に残ったのは好奇心と不安
悪女何てどうすればらしくなるのかは分からない、と

容貌は完璧だが、中身までは…


なので悪女のいろはも知らない私が実践すべき事
それは

『媚を売りまくっていくこと』

であった







.







「…朝、か」
「うんうん、そのブルーな気持ち、分かるよ〜」

「ですよね…って」



目の前には明るい髪色の男
一瞬間をおいて、朝早く、ハーツラビュル寮には一番の悲鳴が響いた



『ぎゃあああああ！！！』

『ちょっ、待って！』

『…あ、ケイト先輩、なーんだ。私に会いに来てくれたんですか！？』

『え、それピーターラビット！』




この一連の怒号を聞いて、寮長が肩を震わせながら部屋に向かうのはまた別の話
というか、何で私がこんな目に会っているのかは知らん

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