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転生購買2 ページ4

話はヒートアップ

いよいよこれから…という時、ふと、サムさんは時計を見上げた



「あ、もうこんな時間か」


「え、もう昼ですか?」


「そ、だから構えとかないと」



そう言って、店前に出て行くサムさん

今日のピックアップ商品の看板を置いて、戻ってくる
そのついでにもお釣りとなるお金を数えている
隙がない




「よっしゃ、頑張ろか」


「その意気だ」



フワフワしたような雰囲気を醸し出していた私達
そこに、足音が忍び寄る

それは気配なんてもんじゃない
10人、20人、30人…いや、それ以上?

そんな大群が、例えるならヌーのような足音でこっちにやってくるのが嫌でも聞こえた





「え、この人数は…」



「今日は一日目だし、下がってな。見て覚えて」



「あ、はい!」





これ程に今まで、頼りになる人がいただろうか
ここの学園長も『私、優しいので』とか言ってばかり…


あ、そうだ

前の世界でも…友人、頼りになってたな…



そんな事を思いながら、今から訪れるであろう夢と地獄の共演を楽しみにしていた

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作品ジャンル:恋愛
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作者名:マルオ崇拝者 | 作成日時:2020年6月20日 7時

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