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『やつらの言う聖戦……レギオン隊は何か大きなことを成し遂げようとしている。
そのためにあの針が必要なんだ。
そして、そこに刻まれていた一説……
”時を刻まれしとき、やがて混沌が訪れる”』
ル「どこかに、あの時計は本当にあるんだ……
それが聖戦に使われるってこと?」
ルーシィは本を見ながら考えていた。
カ「”混沌が訪れる”って、その聖戦のことなんじゃないか?」
ナツはこの話しについていけていない様子だ。
グ「ルール無用ってやつだ」
ナ「俺向きじゃねえか!」
ハ「あのね、世の中ルールがあるから何とかなってるってわかるでしょ?」
カ「人の物を取ったら泥棒とか?」
ミッシェル「出かけるときは鍵をかけて、とか?」
マ「どんな自由も、ある一定のルールの上で成立する。
そうでなければただの無法だ」
マカオ「それ聖戦とやらで勝ち取るものか?」
ワ「また妙なことになってきたな」
ギ「そもそも、人のもん強奪するってのは聖なる行為とは言えねえがな」
ル「手がかりか……」
ミッシェル「もしかすると、レギオン隊は他の時計の部品も探しているのかも……」
エ「やつらの目的を知れば、遺品の意味も自ずとわかる」
グ「調べるしかねえな、やつらの居場所を
つか、俺等をかぎつけて寄ってくるかもよ?」
ナ「それノッた!出発だ!」
ル「でも、何から調べれば……」
カ「私が占ってみるよ
多少は絞り込めると思うんだよね」
ギ「聞いたか!流石俺の娘!」
カ「はいはい;」
ギ「Aが俺の嫁になればAはカナの母親か!」
『ぬかせ変態親父』
Aはギルダーツの頭にかかと落としを決めた。
カ「悪いねえA、うちのバカ親父が」
『いや、慣れてる。
それより、よかったなカナ、父親に会えて』
カナは嬉しそうな笑みをそこで伸びているギルダーツに向けた。
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彼岸花 - やっと理想の夢主に会えました。嬉しいです。美人でクールな夢主最高です。更新楽しみに待っています。頑張ってください。 (2018年7月9日 0時) (レス) id: de119b5cb8 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:紫陽花 | 作成日時:2018年7月7日 23時