鬼の秘書〜番外編 ３〜【文スト】

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Aのターン＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿








中也の執務室で、中也が残していた分の書類を片付けていたA。








その時首領室からの内線がくる。








『うわ、最悪……はい、中原です』









森《中也君、君にある任務をお願いしたいから首領室まで来てくれるかい？》








『かしこまりました』








内線をきりAは中也の外套を羽織り帽子を被って首領室に向かった。









扉の前に立つ見張りに用件を伝え、扉をあけてもらう。








『失礼します首領、ご用件は』








森「あぁ中也君。君に少し情報をとってきてもらいたいんだ」







『その情報とは？』








森「今日、船上パーティが開かれる。そこで情報屋と待ち合わせをしていてね。







その情報屋は女性で君のことを気に入ったらしいんだよ」








『……つまり、その女性の相手をして情報を受け取ってこいと？』









森「その通り。これも仕事だ。A君には内緒にしておこう」








『(そういう問題じゃねーんだよこのロリコンがっ！)








……お心遣い感謝いたします。それではこれで失礼します』








森「よろしく頼んだよ」









Aは首領室をそのまま出て行った。








『最悪……中也の体で女の相手なんて……








すぐに情報奪って帰ってしまいましょう』









Aは機嫌が悪そうに中也の執務室に帰って任務の準備をした。








Aターン終了＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿








続く→

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