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そして何故か樋口と一緒に黒髪の撫子を捜すことになった。
樋「実に形而上的な問題です。
何故男性は何時もあの型の女性に靡くのです?
とは云え私は貴方を応援します人虎。女性は強く押し切られるのを望むもの!心で当たりなさい!
でもその前髪はきちんと切るべきですね。服も新調しなさい。あと序でに目付きを鋭くして近寄りがたい雰囲気を出せば完璧です」
樋口が一通り話し終えると敦はそれに圧巻されて何も言えなくなる。その時______
「恋文を渡すのは彼ではないぞ」
国「花袋;」
花「我が恋熱の行方、見届けぬ訳にはいくまい!」
樋「何だ。恋文の主は貴方ですか。何と云うか……
人虎に輪をかけて望み薄そうな方ですね」
花「何をう!想いの深さならば誰にも負けぬ!
第一、貴君はポートマフィアだろう!この花袋、探偵社を辞したと雖も
犯罪者と馴れ合う心算はない!」
花袋ははっきりと言い切ったが、樋口とは決して目を合わさなかった。
樋「人虎、何故彼は彼方を向いて怒っているんです?」
敦「(本当に女性と話すの苦手なんだな……)」
その時、敦の虎の五感が何かを捕えた。
敦「あ、居た」
樋、花「何ィ!?」
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咲楽 - 更新頑張ってください (2018年9月11日 19時) (レス) id: 08df1a568e (このIDを非表示/違反報告)
りん(プロフ) - 続編おめでとうございます続き楽しみにしてます (2018年8月17日 18時) (レス) id: 5016550d2e (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:紫陽花 | 作成日時:2018年8月17日 15時