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A達を乗せたトラックは、目的地に到着し停車する。
国「着いたぞ」
外を見れば、見張りの連中が炭鉱跡の入口に屯していた。
敦「凄い数の見張りが……」
太「全員音声無線持ちだ。戦えば敵本部が気付く。
その上、生体信号まで一分毎に本部に送信している。入口の感知器は谷崎君の幻像異能対策だ。
一つでも反応すれば……敵首魁は逃走、捕獲の好機は二度とこない」
その時、芥川が車を降りていった。
敦「!おい、芥川……」
芥「人虎。二点のみ記憶せよ。
遅れれば捨て置く、邪魔すれば殺す。
善いな」
芥川は羅生門で自身の体を持ち上げると、監視の上を跨いでいった。
『自分を持ち上げる程の強さとあの長さ……以前より彼も力をつけてきたということですか……』
太「あ、置いてかれた」
敦「あ!しまった!」
敦は急いで車から降りていった。
敦「僕も行ってきます!」
国「だが敦、お前如何やって______」
その瞬間、敦は脚を虎化し監視の上を脚力だけで飛んで跨いでいった。
『凄い……』
国「虎の脚力加速で感知器どころか見張りの目すら「抜いた」のか。
敦の奴、いつの間にあれ程の」
太「さて、我々も負けてはいられない。
経始めようか_______」
『敦……気を付けて』
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咲楽 - 更新頑張ってください (2018年9月11日 19時) (レス) id: 08df1a568e (このIDを非表示/違反報告)
りん(プロフ) - 続編おめでとうございます続き楽しみにしてます (2018年8月17日 18時) (レス) id: 5016550d2e (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:紫陽花 | 作成日時:2018年8月17日 15時