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238. ページ39

A達を乗せたトラックは、目的地に到着し停車する。








国「着いたぞ」







外を見れば、見張りの連中が炭鉱跡の入口に屯していた。







敦「凄い数の見張りが……」







太「全員音声無線持ちだ。戦えば敵本部が気付く。






その上、生体信号まで一分毎に本部に送信している。入口の感知器は谷崎君の幻像異能対策だ。






一つでも反応すれば……敵首魁は逃走、捕獲の好機は二度とこない」







その時、芥川が車を降りていった。







敦「!おい、芥川……」








芥「人虎。二点のみ記憶せよ。






遅れれば捨て置く、邪魔すれば殺す。






善いな」








芥川は羅生門で自身の体を持ち上げると、監視の上を跨いでいった。









『自分を持ち上げる程の強さとあの長さ……以前より彼も力をつけてきたということですか……』








太「あ、置いてかれた」








敦「あ!しまった!」







敦は急いで車から降りていった。








敦「僕も行ってきます!」








国「だが敦、お前如何やって______」








その瞬間、敦は脚を虎化し監視の上を脚力だけで飛んで跨いでいった。








『凄い……』







国「虎の脚力加速で感知器どころか見張りの目すら「抜いた」のか。





敦の奴、いつの間にあれ程の」








太「さて、我々も負けてはいられない。








経始めようか_______」






『敦……気を付けて』

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咲楽 - 更新頑張ってください (2018年9月11日 19時) (レス) id: 08df1a568e (このIDを非表示/違反報告)
りん(プロフ) - 続編おめでとうございます続き楽しみにしてます (2018年8月17日 18時) (レス) id: 5016550d2e (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:紫陽花 | 作成日時:2018年8月17日 15時

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