鬼の秘書〜番外編〜【文スト】

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Qの異能が発動した途端、異能にかかった男達は目から血の涙を流し発狂していく。








「な、何が起きてやがるっ！このアマ！どういうことだ！」








男が銃を突きつけながらAに問いかけた。








『その子の異能は精神操作。対象者のトラウマを呼び起こし幻覚を見せる。







もはやその異能にかかってしまっては正気に戻ることは不可能ですよ』








「貴様！はなからこれが目的でっ……いいだろう、交渉決裂だ。今すぐお前を殺してやる。







そんでお前の首をポートマフィアに送り届けてやるよ」








『フフフ……そんなことができるとお思いですか』








その瞬間だった＿＿＿＿＿＿＿＿＿








男の体は、後ろから大きな金棒によって体を貫かれていた。








男は言葉を発するまでもなく一瞬で息絶えた。








「こ、こいつ、ポートマフィアの鬼補佐官だ！一旦引くぞ！」








『行かせるわけないでしょう』








Aは遠隔操作で金棒を操り次々と敵を始末していく。気がつけば敵は全滅していた。









『こんな格好見られて、逃すわけないじゃないですか』








Aの真っ白だったナース服は、返り血を浴び少し破けていた。









Q「もうお終い？」








『えぇ、帰りましょうか』








Q「うん！」








AはQの傷ついた腕を包帯である程度の手当てをしてから本部に帰っていった。








道中、血塗れのナース服のAが普通に歩いていたが、ハロウィンということで警察にもなにも聞かれなかったらしい。








「わぁ〜あのナース服の人クオリティ高い！」








『(初めてハロウィンに感謝しましたよ)』









Q「楽しかったなぁ〜」

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