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『それでエリス嬢、どのようなものがお望みですか?』








エ「大きなやつがいいわ!」








『了解しました。完成いたしましたらお呼びしますので、しばしお待ちください』








エ「お願いね!」








エリスはそのまま機嫌よさげに去って行った。








『さて……作りますか』








〜それから数時間後〜








『できた……我ながら上手くできたんじゃないかしら』









厨房には、中々大きめのお菓子の家が完成していた。猫一匹なら余裕で暮らせる程の大きさだ。








Aが自分で作ったチョコの出来映えに感心していると、その時ようやく気がついた。









厨房の扉の隙間から樋口と紅葉と銀がジッと覗き見していたのだ。









『……何しているんですか?』








紅「いや〜お主がチョコを作っていると噂で聞いたものでのう」








樋「そ、それ誰に渡すんですか?」








『ん?あぁこれはエリス嬢に頼まれたお菓子の家です。味見してみますか?』









Aは銀にお菓子の家についている小さな飾りを渡した。








銀「……凄く美味しいです」








銀が声を出して感動するほどには美味しいのだろう。もはやここまでいくと職人技であるとも云える。








紅「本当にお主は何でもそつなくこなすのう。それで?他の男共にはやらんのか?」








『え?あぁ……忘れてましたね』








樋「中也さんには?」








『中也とは今日の夜レストランに行く約束をしているから』








紅「まぁそれなら仕方が無いの」








『私も忙しい身ですので。ではこれ、エリス嬢に渡してきますね』









Aはお菓子の家を持って厨房を後にした。








紅「……ということじゃが」








立「ねーのかよ!!くそ!!折角姐さんからのチョコ食えると思ってたのに!」








芥「僕は別に……」







梶「おやぁ?悔しがっているのですかな?」







芥「黙れ梶井」







森「まさかA君からも貰えないなんて……がっくし……」








紅葉達に探ってもらっていた男勢だった。

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素敵帽子 - ポートマフィア、平和すぎンだろ!!あの中に入りたい!! (2020年7月7日 16時) (レス) id: 81daf2c1b6 (このIDを非表示/違反報告)
波風(プロフ) - リクエストです。ヒロアカの神野の後に夢主と再会するところを見てみたいです。 (2019年2月22日 21時) (レス) id: 61ef6d0ef5 (このIDを非表示/違反報告)
ゆい - リクエストです。夢主が風邪or熱が出た、という話を見たいです (2019年2月20日 17時) (レス) id: 69b9893df4 (このIDを非表示/違反報告)
イズコ - リクエストします。暗殺教室の卒業後を書いて欲しいです。 (2019年2月19日 16時) (レス) id: 6bceb10793 (このIDを非表示/違反報告)
ポケモンゲットだぜ - ああ・・・・ヤバイ・・・・昇天される←最高過ぎて発狂したら母さんに怒られたぜ☆ホント神作ですね!更新頑張って下さい!(^∇^) (2019年2月17日 21時) (レス) id: 6fe15f5c5a (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:紫陽花 | 作成日時:2019年2月16日 0時

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