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29. ページ30

緊張感が走り、静まりかえった中、先に口を開いたのは太宰だった。








太「判ったよ。どうせこうなることを予期して弾を込めていないんだろう?」









太宰は突きつけていた拳銃を安吾に返した。







安「ご理解が早くて助かります。







で?旧交を温めるのが目的でないなら、ご用件は?」









太「いやぁ、流石に宮仕えは善い車だねぇ」









安「指紋がつくのでやめてください」









太宰は安吾の車のボディをポンポンと叩いている。









そして太宰が意図の読めない笑みを浮かべ、ある提案をした。









太「ドライブしない?








勿論、そこの美しいお嬢さんも」








太宰はAを指指しながらそう云った。









『私は...』






安「貴方は先に本部に戻っていてください。





太宰君、あまり私の恋人を困らせないでください」






太「なんだぁ、お二人さん恋仲だったのかい」







安「僕1人で十分でしょう。






乗ってください」






安吾は太宰を助手席に乗せ、そのまま本当にドライブをしに行ってしまった。







『仕方がない・・・・・・





帰りますよ』






八「いいんすか?」






『何かあればすぐわかる事だ。






行くぞ』






Aは護衛の2人を引き連れて本部に帰ることにした。







『(安吾が心配だけど、今は他にもやるべき事が残ってる。





何事もなければいいが)』

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琉亜 - ぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁかわいいいいい文豪さん達が尊い作者さん神だぁぁぁぁ (2023年2月24日 1時) (レス) @page7 id: 5309fc8273 (このIDを非表示/違反報告)
りんね - 絵がとても綺麗ですね(^◇^) (2019年4月3日 14時) (レス) id: a9ff31e180 (このIDを非表示/違反報告)
みそしる大臣 - その画力と文才と安吾愛を分けてくれ(涙) (2019年3月31日 3時) (レス) id: 487407bef1 (このIDを非表示/違反報告)
やまもとぉ - 安吾さん好きだったんでこの小説見つけた時はめっちゃ嬉しかったです。安吾さんみたいな硬派メガネ男子大好き結婚しよ))) (2018年12月16日 9時) (レス) id: f5d8616f56 (このIDを非表示/違反報告)
鬼姫海咲(プロフ) - 作者様のせいで安吾推しになってしまいました……ありがとうございました…(’-’*)♪ (2018年12月16日 1時) (レス) id: 0bc1c5e779 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:紫陽花 | 作成日時:2018年12月8日 22時

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