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Aが一度観客席の方へ戻ると、丁度爆豪と切島の闘いに決着がついたところだった。
ミ「切島君、戦闘不能！爆豪君、準決勝進出！」
『次は爆豪君ですか』
瀬「お、中原！次はいよいよ爆豪とだな！」
上「中原があの爆破を喰らうのかぁ〜……
さっきの麗日の時もだったけど、あいつ女子でも容赦なかったからな」
『相手を警戒しているからこそ、でしょうね』
上「まぁ次もかんばれよ！応援してっからよ！」
芦「Aちゃん！アタシの分も頼んだよ！」
『それはどうでしょう……』
Aは誰にも聞こえないくらい小さな声で呟いた。
そして準決勝一回戦、轟対飯田の闘いが今始まろうとしていた。
『ではそろそろ行きますね』
A組の連中に応援の声を投げかけられながら、Aは控え室へと向かった。
控え室に行く途中の廊下。そこでAは爆豪と鉢合わせてしまう。
二人はお互いを見つめ合ったまま何も云わない。
そしてAが爆豪に軽く会釈をして隣を通り過ぎようとした時、爆豪に腕を掴まれた。
爆「おい」
『……なんでしょう？』
爆「俺は一位になる。完膚なきまでの一位だ。
この意味わかるか？」
Aは爆豪の鋭い眼差しをジッと見据えたまま口を開こうとしない。
爆「てめぇがどうして個性使ってねぇのか知らねぇがな、
俺とは個性使って勝負しろや。全力のてめぇをぶっ倒さないと意味がねぇ」
爆豪の真剣な表情に、Aは少し笑いながら口を開く。
『なら……私を全力にさせてみせなさい。
私に個性を使わせれば貴方の勝ち……それで結構ですね？』
爆「面白ぇ……ぶっ倒してやるよ」
爆豪はAの腕を離し、控え室に入っていった。
『フフフ……全力の私なんて、一生おめに懸かることはありませんよ』
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ゆっくりフラン(プロフ) - とても面白いです！更新頑張ってください！応援してます！ (2018年11月24日 23時) (
レス) id: 37cecb84fa (このIDを非表示/違反報告)
まぁこ(プロフ) - ありがとうございます！ (2018年11月19日 17時) (レス) id: 0fca2029db (このIDを非表示/違反報告)
紫陽花(プロフ) - まぁこさん» ご愛読ありがとうございます！リクエストありがとうございます。検討してみます。 (2018年11月19日 8時) (レス) id: a94eac29fd (このIDを非表示/違反報告)
Alice(プロフ) - こんばんわーwwやばい…坪が浅いのかわからないけどとにかく面白いです！ww (2018年11月18日 19時) (レス) id: 3daf43884c (このIDを非表示/違反報告)
楓(プロフ) - 身長のwww低い人wwってwwwwwヤバイww笑いが止まらないwwww (2018年11月18日 18時) (レス) id: 8e866308d4 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：紫陽花
| 作成日時：2018年11月11日 15時
