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相「お、おい、泣くな……そうならそうと最初から正直に云え。
はぁ……疑って悪かったな」
相澤はAをなだめるかのように頭を優しく撫でた。
『うっ……相澤先生、私はここにいてもいいのでしょうか……
また、皆に化け物扱いされるんじゃないかって、怖くて……』
相「お前が個性を余り使わないのは、それが理由か。
安心しろ、ここは雄英だ。誰もお前を貶めたりしない」
『それを聞いて安心しました……相澤先生、ありがとうございます』
Aは涙で潤んだ瞳と、満面の笑みで相澤に向けて微笑んだ。
相「あ、あぁ……」
相澤の顔は包帯では判らなかったが、隙間から見える肌は確実に赤く染まっていた。
相「落ち着いたら会場に戻れよ。その、なんだ……辛いことがあったらいつでも相談しに来い」
『はい！ありがとうございます！』
Aは高校生らしい元気な返事で去って行く相澤を見送った。
相澤の姿が見えなくなると、Aは一瞬で表情が元に戻る。
中「心配してきてみれば、中々の猿芝居だったな」
後ろを振り返ると、壁に凭れ掛かりながら煙草をくわえている中也がいた。
『フフ、潜入するにあたって、演技力は大切でしょう？』
中「ったくお前は……本当に最高だぜ」
中也とAはお互いを不適な笑みで見ている。
『さぁ、私もそろそろ戻らないとね』
中「頑張ってこいよ」
中也は去り際にAに接吻し、観客席に戻っていった。
『さぁて、ここからが本番ですね』
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ゆっくりフラン(プロフ) - とても面白いです！更新頑張ってください！応援してます！ (2018年11月24日 23時) (
レス) id: 37cecb84fa (このIDを非表示/違反報告)
まぁこ(プロフ) - ありがとうございます！ (2018年11月19日 17時) (レス) id: 0fca2029db (このIDを非表示/違反報告)
紫陽花(プロフ) - まぁこさん» ご愛読ありがとうございます！リクエストありがとうございます。検討してみます。 (2018年11月19日 8時) (レス) id: a94eac29fd (このIDを非表示/違反報告)
Alice(プロフ) - こんばんわーwwやばい…坪が浅いのかわからないけどとにかく面白いです！ww (2018年11月18日 19時) (レス) id: 3daf43884c (このIDを非表示/違反報告)
楓(プロフ) - 身長のwww低い人wwってwwwwwヤバイww笑いが止まらないwwww (2018年11月18日 18時) (レス) id: 8e866308d4 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：紫陽花
| 作成日時：2018年11月11日 15時
