嘘だらけの世界【文スト】

４１． ページ42

ここは森の中にある無人の屋敷。






そこでゴーゴリとAはカメラの前にいた。







ゴ「ハァイ！めちゃくちゃご機嫌よう！探偵社の諸君！」







カメラに向かって話すゴーゴリ。これは生中継で探偵社に送られている。







ゴーゴリの隣にはAがいた。そして二人の前には目隠しをされた人質が４人。そして人質の後ろに白い布を被り銃も持つ者が４名いた。







ゴ「君達に「四つ」情報を伝える！






一つ目！政府の偉い人達を楽しい機械で拘束した！




鎖鋸を使った人体切断ショウ(トリック皆無)だ！




ひ〜！時間が来れば二等分！この状態で着席はさぞ痛かろうね！」






そう。これこそが国木田達の言っていた「不楽本座」なのだ。






『二つ目、探偵社以外の人間が踏み込めば、即座に鎖鋸を起動させる』






ゴ「あ〜！私の台詞取らないでよ〜！





まぁそういうこと！何故なら、これは君達を試す場だからね！





軍警や市警との連絡・連携も勿論禁止だ！





三つ目！鎖鋸の起動は十八時丁度！






そして四つ目！………………





………やばい、これ今気付いたけど別に四つもない！





うわ、えっ、これどうそよ。Aちゃん、何かない？」







『あるわけないでしょ』






ゴ「ガーン！うおええええ




放送事故だ、これ。カメラ止めてカメラ」







そこでカメラの映像は止められた。







人質の死まで、あと三十分＿＿＿＿＿＿＿＿＿

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