146. ページ11
Aは外に出て、盗聴器をつけるため、その人物を探していた。
『探偵社に行くか?否、それだと太宰とあの名探偵がいればすぐにバレてしまう……
運良く外に出ていたりしないか……』
その時だった_______
『あれは……』
前からAが探していた標的が買い出しにでも行っていたのだろうか、荷物を持って歩いてきた。
『見つけましたよ……人虎君』
敦は彼女には全く気がついていない。
Aは一般人を装い、前から歩いてきた敦に態とぶつかり、敦は持っていた荷物を落とす。
敦「わ!す、すみません!僕ぼーっとしてて……
お怪我はありませんか?」
敦は慌てて、荷物を拾い、Aに手を差し出す。
Aはその手を掴んだ。
『私こそ申し訳ございませんでした、少し急いでて……
あ、これ落とした荷物ですよ』
そういって彼が落とした荷物を渡す。
敦「あ、ありがとうございます!」
『いえいえ、悪いのはこちらですので
じゃあ、私はこれで失礼しますね』
Aは微笑み、敦との別れ際にこっそりとポケットの中に盗聴器を忍ばせた。
敦はそのことに全く気がついていない様子だった。
『ここまでうまくいくとは思いませんでした
早速帰って監視をしなくてはなりませんね』
Aは怪しい笑みを浮かべて本部に戻った。
387人がお気に入り
この作品を見ている人にオススメ
「文豪ストレイドッグス」関連の作品
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
雨傘響音(プロフ) - だざさんん…(´;ω;`)暗殺教室とのコラボですか!?どっちも好きなので嬉しいです!! (2018年6月13日 21時) (レス) id: f78f4d1bf8 (このIDを非表示/違反報告)
ツユクサ - 太宰さんが切ない。゚(゚´Д`゚)゚。 でも夢主ちゃんが結ばれてよかったぁぁぁ (2018年6月13日 18時) (レス) id: 1bd5282e9a (このIDを非表示/違反報告)
ラインハルト大好き(プロフ) - 今度は名探偵コナンの降谷零落ちの小説が見たいです (2018年6月12日 21時) (レス) id: 77af8aedef (このIDを非表示/違反報告)
にぃ - あああぁ!夢主おめでとうございます!!太宰さんにも幸せになってほしい...。 (2018年6月9日 23時) (レス) id: d0d6790e43 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:紫陽花 | 作成日時:2018年6月9日 21時