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柔らかい布団___________
寝心地の良い枕___________
微かに聞こえる誰かの話し声_______
ここは一体___________
うっすらと目を開けると目の前には真っ白な天井が広がる。
『ここは________』
私はあの時、中也を庇って死んだはずじゃ____
そう思いながらも、怪我をした箇所に触れてみるも、そこには怪我の”け”の字もないほど新品同様になっていた。
『一体、何が起こって______』
「おや?目が覚めたかい?」
そこに立っていたのは、白衣を着た与謝野晶子だった。
『あなたは、武装探偵社の……』
与「何か躰に変化はないかい?」
『は、はい……恐ろしいほど大丈夫ですが……』
与「そりゃよかった、怪我人に対して悪いと思うが、少しアンタを拘束させてもらうよ」
そう言って与謝野はAの手を縛って自由に動けないようにした。
『抜かりないですね……感心します』
与「今、太宰を呼んできてやる、大人しくしてなよ」
与謝野は医務室を出て行き、太宰を呼びにいった。
数分後、医務室の扉が勢いよく開けられた。
太「A!目が覚めたのだね!」
太宰はAに抱きついている。
『太宰、どうして私は生きているの?』
太宰はAから離れ、ここまでで起こったことを教えてくれた。
Aは死んだと思っていたが、脈を測ればまだ生きている事が判明。
そして急いでここまで運び、与謝野の異能力で怪我を治した。
簡単だが理解するのには十分だった。
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雨傘響音(プロフ) - だざさんん…(´;ω;`)暗殺教室とのコラボですか!?どっちも好きなので嬉しいです!! (2018年6月13日 21時) (レス) id: f78f4d1bf8 (このIDを非表示/違反報告)
ツユクサ - 太宰さんが切ない。゚(゚´Д`゚)゚。 でも夢主ちゃんが結ばれてよかったぁぁぁ (2018年6月13日 18時) (レス) id: 1bd5282e9a (このIDを非表示/違反報告)
ラインハルト大好き(プロフ) - 今度は名探偵コナンの降谷零落ちの小説が見たいです (2018年6月12日 21時) (レス) id: 77af8aedef (このIDを非表示/違反報告)
にぃ - あああぁ!夢主おめでとうございます!!太宰さんにも幸せになってほしい...。 (2018年6月9日 23時) (レス) id: d0d6790e43 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:紫陽花 | 作成日時:2018年6月9日 21時