【イナGO】魔法の国のドラゴンの少女第2章 (ページ3)

今日:1 hit、昨日:0 hit、合計:4,664 hit

§天界&魔界2§ ページ3

寮に戻り荷物を詰めたあと、京介と一緒に家に向かった。

「…ここが俺の家。」

何の変鉄もないフツーの家だった。

「…入れよ。」

『お、お邪魔します。』

家は片付いていて、とてもキレイだった。

「…こっちだ。」

京介ついて行くと、部屋に着いた。

「…ここが俺の部屋。」

意外とキレイで、ビックリした。

この前天馬くんが、男の子の部屋は散らかっていることが、多いよって言ってた。

『えっと…私はどこで寝るの？』

「そこのベッド…。」

『じゃあ、京介は？』

「そこのベッド…。」

ん？

あわわわ…一緒に寝るの！？

『恥ずかしいからダメ！』

「いいだろ…別に…恋人なんだから。」

京介が赤面しながら、答えた。

『う、うん。』

私もつられて赤面する。

「おーい！A！剣城！」

外から声がしたので、窓を見て見ると天馬くんがいた。

ちなみにここは二階。

天馬くんは空を飛んでいることになる。

「おい、何でお前が俺の家を知っている。」

窓を開けて京介が叫ぶ。

「気になってついて来た。」

アハハと笑いながら答える天馬くん。

『ストーカー…』

私がボソッと言うと、天馬くんが慌てて否定する。

「違うってば！用事があったからさ…」

「さっさと用件を答えろ。」

京介が天馬くんを急かす。

「狩屋の提案なんだけど、一年で遊園地に遊びに行かないかって…」

『遊園地？何それ？』

私が質問する。

「まぁ、Aも遊園地知らないみたいだし、行かせてあげようよ。」

『私、遊園地に行きたい！』

「仕方ないな…」

京介がいいと言ってくれた。

「で、いつ行くんだ？」

「明日の朝9時に遊園地前に集合だけど…？」

「…そうか。早いな…」

「ってことだから！じゃあ！」

天馬くんは、すごい速さで飛んで行った。

『じゃあ、今日は早く寝なくちゃね！』

「そうだな…。今日は寝かせないつもりだったが…」

『…最後何で言ったの？』

最後何て言ったか聞こえなかったので、聞いてみた。

「何でもない…。」

『そっか…』

「…」