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§魔法28§ ページ31

『えっとね、まずはこうして…』


「こ、こんな感じか?」


『そうそう、いい感じ。』


私は今、京介に魔法の使い方を教えている。


私はそこそこ使えるので、円堂先生に教えてくれと言われたのだと思う。


京介みたいに、少し教えるとすぐできる人もいるみたいだけど、力加減が分かっていなくて、大変なことになっている。


私も、人のことは言えないけれど…。


特に松風天馬くん…。


力を入れすぎて、天馬くんを取り巻く風が凄い速さで吹き付けている。


濃い蒼色をした髪の女の子…空野葵ちゃんが、天馬くんを迷惑そうに見ている。


「あのねぇ、天馬!力入れすぎ!周りの人のことも考えてよね!」


「分かったよ、葵…。」


すると天馬くんは、力を弱めた。


「天馬クンったら、まだまだだね。」


マサキくんは呆れた顔で天馬くんに、言っている。


マサキくんも、ちゃんと出来てるみたいだ。


しかも、マサキくんの肩には何やら妖精?みたいなのが乗っている。


「狩屋、それ何?似合わねぇ!」


天馬くんが笑っている。


「えぇ、可愛いじゃない。」


葵ちゃんがそういってる。


「ピクゥー」


妖精?が葵ちゃんの手のひらに乗った。


マサキくんは、闇属性の悪魔使いだと思う。


私のお父さんがそうだったから…。


悪魔使いは、契約した悪魔を魔界から呼んで協力して戦う。


精霊使いも同じだ。


「な、何だ?あれ。」


京介は見たことがなかったみたいだ。


『あの子は、悪魔だよ。』


「じゃあ、狩屋は悪魔使いなのか…。」


「ピクッ!」


黒い妖精…ピクシーは私の所にやって来た。


この子は、お父さんがよく呼んでくれた悪魔の一人。


『久しぶりだね。ピクシー。』


「ピクー!」


すると、ピクシーは私のほっぺたをスリスリし始めた。


「アンタ、コイツと知り合いなのか?」


マサキくんがそう言った。

§魔法29§→←§魔法27§


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こにゃんこ(プロフ) - リベロさん» ありがとうございます。よろしくお願いします。 (2014年5月18日 16時) (レス) id: e926bcc882 (このIDを非表示/違反報告)
リベロ - 友希です。フレコ登録しやした。僕のフレコ→1735-9977-2170だと思います。よろしくお願いします。 (2014年5月13日 17時) (レス) id: 5cb06e6d5a (このIDを非表示/違反報告)
こにゃんこ(プロフ) - 今さらですが、この作品に嫌われ要素みたいなのが入っているので、R18をつけた方がいいですかね?コメント待ってます。 (2014年4月23日 23時) (レス) id: 6a433d4c78 (このIDを非表示/違反報告)
剣城貴音 - こにゃんこさん» 続編、見ました!続きが気になります! (2014年2月28日 17時) (携帯から) (レス) id: b32fdb91ad (このIDを非表示/違反報告)
こにゃんこ(プロフ) - 続編出しました。まだプロローグしか書いてませんが…。 (2014年2月28日 17時) (レス) id: 6a433d4c78 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:こにゃんこ | 作成日時:2014年2月2日 11時

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